脱帽(アーモンドアイ)。 | 小言オヤジの暇ん日記

脱帽(アーモンドアイ)。

こんばんは。

当たったには当たったけど・・・アーモンドアイに申し訳ないよ。

本日、行われた第40回ジャパンカップ(GⅠ・芝2400m)は、
C.ルメール騎乗の1番人気、アーモンドアイ(牝5)が勝利。
同馬はこのレースで引退を表明しており、
芝G1・9勝目をマーク、見事「有終の美」を飾った。

また、アーモンドアイはこれまでJRAで12億1632万9000円、
海外で3億9570万900円を獲得しており、この勝利で3億円を加算。
19億円超えを達成して、歴代1位の”キタサンブラック”の
18億7684万3000円を抜き総獲得賞金ランキングで1位となった。

2着にコントレイル(2番人気)、3着にデアリングタクト(3人気)。

アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト、史上初めて
3頭の”三冠馬”が激突した「世紀の一戦」を制したのは、
アーモンドアイだった。
本当に強かったな・・・ピークを過ぎたなどと云って申し訳ない。
GⅠ勝利も「9勝」・・・暫く抜かれることは無さそうな大記録。

勝利した「アーモンドアイ」は”完璧な騎乗”だった。
芝がギリギリ綺麗な内側のラインを選び、距離ロスなく、
グローリーヴェイズの後ろを追走、
仕掛けどころでしっかり外に出し、”横綱競馬”で突き抜けた。

他の馬たちも、死力を尽くして頑張ったと思う。

2着の「コントレイル」・・こちらはかなり厳しかったな・・・。
道中は「アーモンドアイ」と同じくらいの位置にいたのだが、
仕掛けどころで、かなり外を回ってしまった為、
”ポジション”が下がってしまった。
最後の直線は”最速の脚”を使っていただけに、少し勿体なかった。
馬場入り後、元気が無かったところを視ると、コンディションも
万全とは行かなかったんだろう。

3着の「デアリングタクト」・・こちらはもっとヤバかった。
最後の直線で「コントレイル」に先に動かれて、進路が無くなり、
やむを得ず、前を走っていた「カレンブーケドール」の内側を選択。
苦しいところに入ってしまった。
本来なら「カレンブーケドール」に負けてもおかしくなかったが
そこは”三冠牝馬”の底力で、ハナ差凌いでの価値のある「3着」。

ただ…この馬、直線で結構”追っていた”ところを視ると、
東京コースの”スピード決着”はあまり得意ではないみたいだな。
オークスの時と同じように”苦しい走り”になってしまったからね。

4着の「カレンブーケドール」・・・この舞台は”得意”なんだな。
騎手が津村君だったから躱されたが、岩田騎手や川田騎手だったら
「デアリングタクト」くらいは封じていたかも知れない。

5着の「グローリーヴェイズ」・・アーモンドアイと同様、
まったく無駄のない競馬で川田騎手は”完璧”だった気がする。
最後まで伸びていたし、上位馬には「キレ負け」した感じ。

6着の「ワールドプレミア」・・相手が”三冠馬・3頭”、
”休み明け”を考えると相当優秀だ。
”ひと叩き”された次走は多分「有馬記念」に出走すると思うが、
期待出来る。
ただ、鞍上・武豊騎手は”中山競馬場だけ”は「下手糞」だから、
去年のように「最後方」から大外をブン回していては勝てないか。

”期待馬”が”期待通り”の走りだった・・・配当が低い訳だね。