嫁がビックリ大変身!
先週、嫁へのクリスマスプレゼントを買いに池袋へ行ってきました。
交際期間を含めると、もう10年になりますが、クリスマスプレゼントは指輪が多かった。あとは財布・バッグ、といったところです。決して高価なものではなく、毎回3~5万円あたり。
今回は、初めて「化粧品が欲しい」とのリクエストに応じて池袋東武百貨店の化粧品売り場へ。フロア内を楽しそうに歩き回る嫁。ちまちまと後をつけていく小五郎(笑)
(ちなみに嫁は学生の頃から池袋が好きだったそうで、今でも友人との買物や食事でしょっちゅう池袋に行っているのです)
やがてある売り場で足を止めました。そこは「Yves Saint-Laurent」!
ずっと横にいても選びづらいだろうから、さりげなく少し離れた場所で男性用の商品を見ていました。(買う気はゼロだったけど)
すると、20代後半あたりと思わしき細身で美しい女性が、ごく自然にメイクコーナー(カウンター)の椅子に座ったのです。すぐに美容部員さんが横につき、親しげに話し始めました。
僕は『はあ~やっぱり…あーいう席につける女性って、それなりの雰囲気あるよな~』と感心して眺めていました。
数分後…
リップのコーナーで美容部員さんと話していた嫁が、例の美しい女性の背後にあるメイクカウンターの椅子に座ろうとしているではありませんか!
『え~~~っっつ!』
『いやいやいや…!』
『そ、そこはスペシャルなシート! 選ばれし者のみが座ることを許される神聖な場所!(←大げさだけど、その時はそう思っていた)
そんなスペシャルシートに我が嫁が! いいのか? いいんですかっ??』
という僕の心の葛藤などには当然気付くはずもなく、嫁はあっさりと座ったのでした。
『ん~ちょっとポチャ顔だけど、歳より若く見えるし…まあ10人並みではあると思うし…ギリ、セーフかな~??』
嫁は、僕の視線に気がついたのか…ちらっと僕の方を見ました。その顔が、軽くドヤ顔に見えて(笑)しかしながら、かくいう僕もホンの少しだけなんとなく誇らしい気分になったことは…否定できません。
メイク開始から20分くらい経った頃でしょうか。
別の店員さんが僕のそばに来て「ご主人様、もうすぐ終わりますからこちらにお掛けになってお待ち下さい」と言われ、嫁の斜め前あたりに椅子を用意してくれました。
そこに座らせてもらい、ほぼ完成した嫁の顔を見て驚いた!
『おほ~っ!』
もともと普段は薄めのナチュラルメイクなのですが、目の前にいる女性は…
やや妖艶というか、小悪魔的というか…とにかく、今まで見たことのないような嫁がそこにいました。
嫁も「こんなメイクは今までしたことないです」と驚いた顔をしながらも満足そうな表情。
アイシャドウ・チーク・口紅と、それぞれのパーツはしっかり色がついているのに、全体のバランスというか、”馴染み感”がすごく自然なので、ケバくならない。やっぱりプロの腕は凄いな~と感じました。
特に口紅の色のインパクト大!
普段の嫁は薄くて明るいピンクなのですが、これは青みがかった濃いめのピンク色(←妖艶ポイント)。
これはサン・ローランの中でも『永遠の19番』という口紅で、嫁はいつかつけてみたいと思っていたそうです。↓
結局、リップとアイシャドウで1万5千円。
他の店でネックレスも買ったので、合計は例年どおり約3万円でした。
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嫁は近所(千葉県市川市)のマツキヨで、たま~に美容部員さんにメイクをしてもらっていることは聞いていたので、
「池袋のサンローランと市川のマツキヨでは、美容部員さんの腕の違いって感じた?」と
聞いてみたんです。すると…「人にもよるけど、技術のレベルは同じくらいだと思う」との答え。
これは意外な答えでした。僕はてっきりサンローラン(に限らず、大手百貨店の化粧品売り場にいる美容部員さん…という括りです)の方が腕前は上かな?
というイメージがあったので。
あ、マツキヨの美容部員の方、ゴメンなさい。あくまでも僕個人の勝手なイメージですので気を悪くしないでくださいね。
さて、読者の皆さんはどうですか?
一流メーカーの化粧品売り場の『カウンター』あなたは気軽に座れますか?
それとも尻込みしてしまう?
やはり敷居が高い?
もし僕が女性の立場だったら…かなり勇気がいるだろうな~
やっぱり、メイクしてもらったら買わなきゃいけないんだろうな~って気を使うし。
いや、それ以上に!
周りからの(男女問わず)視線が痛いと思うので…
『は? あのヒト、あのレベルであそこの席に? ふふっ…』
って、失笑されちゃうんじゃないかなー
なんて…考えすぎですかね?(笑)