やっぱり変な時間に寝るんじゃなかったーーーーーーーーっがっくり


もう夜中の1時なのに

ちっとも眠くないです・・・・・・・ がっくり


いかんいかん。

また来週はお仕事忙しいのに、ちゃんとサイクル作らなきゃ。


でも眠れないものは仕方ない。


さっきコーヒーがぶ飲みしたのも原因かも・・・・・sei


ま、いいか。


さて、これはちょっと前に読み終えてた本です タイトル

心霊特捜 (双葉文庫)/今野 敏



今野 敏


心霊特捜


双葉文庫



エレベーターで男が死んだ。被害者には心臓疾患があり試飲は急性心不全。

事件性は薄いとみる所轄署に【彼ら】は解剖するように進言する。

結果、殺人の疑いが・・・。

【彼ら】とは、霊が絡む事件を操作する特別捜査班《R特捜班》。

死んでいった者の哀しみに目をむけ、事件の真相に迫る心優しき刑事たち。




大好きな今野敏の作品。最近の作品です。

いいね~~~~。たまには武道から全くはなれた作品も。

(それくらい武道ものが多いからーーー嫌いじゃないけど)


発想がなかなか面白いです。

神奈川県警・鎌倉署にある特捜班。

特別の特の意味は・・・・・・・・・・・・特殊能力を持った捜査員たちが居る

部署ってこと。

特殊能力=霊が見える人たち~~~~ 化け


その名も《R特捜班》

Rはなんの略って、そのまんま「霊REI」のRだっていうんだから・・・・・ 笑


今回は6編の短編からなる作品。


当然どれも霊がらみ。そして何故かR特捜班と本部との連絡係を

担当するのは霊がものすごーーーーーーーーく苦手(というか怖い)

岩切大吾刑事(刑事といっても総務課だけど)。


今野敏のおとくいな、キャラクター設定が今回もなかなかのもんです。

それぞれがえらく濃いキャラで楽しい。

思ったとおり、一人は絶対に女の子を入れるのが今野敏ならではか?

(STシリーズもそうでしょう?)


このR特捜班が在籍してるのが鎌倉署だっていうのが

恐ろしくマッチしてるよなぁ~~~なんて思うんですけど。


だって鎌倉よ!鎌倉!!!!!


良く聞くものね~。あのあたりの怖いお話は。

うはっうは 思い出しただけで背中がぞくっときましたよぉ・・・・ガクガク


ホント、どんぴしゃです。

鎌倉にだったら、本当にこういう部門があってもおかしくないかも。


実はこごっち・・・・・・お化けが怖い人。

居るのか居ないのかは知りません。ってか知りたくない。

見たくない。だって怖い怖い怖い。


ホラー映画なんて絶対に見ない人。

画面も怖いし、音楽も怖い。


でーーもーーーーホラー小説だけは好き。

なんだかね。わはは


ま、とにかくR特捜班の方がたのような、特殊能力がなくて

ホッとしているワタクシ。


でもね。きっとこの作品の中の方たちのように、

小さな頃からそういったものが見えて、感じることに慣れている人

って、怖いなんて感情は起きないんでしょうね。

だってそれが日常・・・・・・。

ときにはそういう霊をあわれに思ったりすることもあるわけで。


でも彼らの仕事はそういうさまよっている霊を祓うこと。


彼らいわく、現世に残っている状態の霊はかわいそうなんだとか。

でもまあそうよね。成仏できていないわけだから・・・・・。


今野敏が書いた霊たちは、どの霊もいわゆる「悪霊」ではないのが

いいです。

結果として悪いことが起きたりすることはあっても、霊自体に悪気が

ないというか(悪気がなければなんでもいいっていうワケじゃないけど)、

それすら哀しいというか。


あ!違う!!1編だけあったんだった。悪い霊の話。

彼らは「魔」と呼んでました。悪魔の魔よね。

あーーいうのは嫌いだぁ。


ま、とにかく全体的にとっても今野敏らしさが出ていて、

読みやすい作品でした。

これはきっと続編が出るだろうな・・・・・・・・・。


でもってきっと読んじゃうな・・・・・・・・。




星 星 星

星3つ


さ~いいかげん寝なきゃ。ガーン