こんばんは
Brrrrrrrrrrrrrrrr・・・・・・
寒いでんな~~~~~~~~
見事に1歩も外に出ませんでした。
出る気にならにくらい寒い。
でもって、家の中に居ても寒い。
さすがにまだ暖房つけちゃマズイわよねえ・・・・・・?
私にとってはもうかなり辛いんですが・・・・・・・・・・・。
あーーーーーーーもーーーーーーーーーー寒いの嫌いよ~
さて、たまりにたまったのレビューです。
今回はこちら
渡辺 裕之
シックスコイン 闇の大陸
徳間文庫
祖父竜弦に傀儡(くぐつ)の術で操られたのか、単身中国に送り込まれた
涼は、いきなり人身売買という現実に遭遇した。
犠牲者は貧しい家庭の少女だった。
涼は地元の自警団とともに起ち上がり、大陸の闇を見ることにーーー。
公安警察の流浪民への暴力、日本の水源地を買い占めるほどの
水不足、放射性物質の闇取引・・・・・。
日本を影で支えてきた秘密結社・守護六家を担う涼が、秘伝古武術で
弱きを救う!!
シックスコインの3作目です。
これ大好きです。
普通~の大学生活を送りながらコンビニでバイトをしていた涼が、
あるときをきっかけに、今までの自分の生活すべてが守られていたもので
あったことを知る。
それこそ、コンビニの店長からバイトの先輩までが全て自分を
守るだけのためにそこに居たという・・・・・・・・・。
涼は江戸時代から続く秘密結社の跡取りだったわけで、
1作目ではそのことを知って、深い衝撃を受け。
2作目でもまだまだ納得しきれていなくて、反発をしてみたり。
で、この3冊目も最初は反発から始まります。
常に護衛の目を感じる涼がそれをうっとうしく思って、
祖父にだまってオーストラリア旅行を計画
ところが何故だか到着したのは中国~~~~~
霧島家(涼のおうち)に伝わる傀儡(くぐつ)の術というのをかけられると、
それこそ操り人形みたいになっちゃう。
でもって、本人はいつその術にかけられたのか全くわからないという。
武術に長けた涼がいったいいつ術をかけられたのか・・・・・。
祖父・竜弦の仕業に違いない!と思っていた涼だが・・・・・。
・・・なんか、最初っからドキドキわくわくする設定でしたねえ。
中国・・・・・
今朝のニュースで恐ろしい話を聞いたばかり。
2歳の女の子が車でひき逃げにあって、血だらけで道路に倒れているのに、
実に18人もの人が見て見ぬフリでその場を素通りしていった画像が
紹介されていました。車も2台通過してたっけ。
その映像はどこかのお店のセキュリティカメラだったんだけど。
ものすごい衝撃的。
女の子は結局7分間そのまま放置されていて、今も意識不明の重症だって
いってました。
悲しいね~。ホント
なんて人たちだろう。
なんでも、ヘタに声をかけて、逆にその人のせいにされて罪をきせられた例が
過去にあったりしたせいじゃないか。。。。って。
ったくどうなってるんだ?あの国は。
最近、なんか中国でいい話ないよね・・・・・・・・・・・・・・。
この『闇の大陸』で、中国の深ーーーーーーーーーい闇の部分を、
涼が目の当たりにしていき、
日本がどれだけ平和ボケしているか、自分が今までいかにのほほんと生きて
きたか。
そして、自分はこれからどういう風に生きていくべきなのか・・・
ということを、学んでいく話。
いやもう・・・この闇の部分の話が相当DEEEEEEEEEEEEEEEEEP
人身売買、放射性汚染の隠蔽、それに臓器売買(=殺人ね)・・・・・
ううううううううううっ
まるっきり人権を無視したやり方に本気で怒りがこみ上げてきますねえ。
ま、それはともかく、
そういった高度成長に隠された闇の部分(真実)を知った涼が
どんどん成長していくさまがなかなか!!!!
少しずつ大人になっていってますね~~~~。
17日間の旅行で大きくかわっていく涼。
今回は、成田に到着したシーンで終わってるけれど、
日本に戻ってから、祖父の竜弦との接し方なんかが
どう変わるんだろうな~~~????
跡継ぎとしての自覚が芽生えた涼がどう周りと接していくのか。。。
続きを読むのが今から待ちきれない。
ちなみに、こちらの作品は、ゲラ待ちの段階で3月11日の震災が起きて、
予定ではそのことを書き込むはずだったんだそうです。
でもあまりにも悲惨な状況に、そのことを書くのがためらわれたとのこと。
うわあ・・・・このあとがき、3月26日に書かれたのか・・・・・。
新刊だったのね。
ってことは、続編が出るのはかなり後ですね。ふむ。
・・・っていうか、続編出るのかしらん?
これで終わりだったりして。
いやじゃーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!
やっと大人になった涼の活躍がみたーーーーーーいぞと。
渡辺さん!続き楽しみにしてます!!!
お願いっっっ
書いてっっっ!!!!
いっちゃうわよーーーーーーっ!
星5つ ですう。