刑罰を科す項目だけを決めて、
どのような刑罰を科すかについては決めてない事。
これを白地刑法というのですが、
日本ではこの白地刑法は禁止されています。
この考え方は罪刑法定主義につながります。
安倍晋三は国民に外出の自粛を求めるに当たって
明確な命令とせず量刑も定めず自粛だけを求めました。
そのため、国に飲食店やパチンコ店などには
休業補償をする義務は生じません。
結果的に、
莫大な払戻金を避けるために格闘技の大会が開ひらかれたり、
生きていくために
やむを得ず開店していた飲食店やパチンコ店が出ました。
ジャニーズの手越祐也が外出したとして非難されています。
特段、刑法を犯したわけでもなく、
公共の電波を使ってまで非難するほどの事ではありません。
一方、高検検事正が賭け麻雀をしたことについて、
懲戒ではなくもっと軽い処分で済まされようとしています。
この記事では賭け麻雀の賭博性についてではなく、
三密対策としての外出自粛について考えたいと思います。
片や若いタレント、
片や外出自粛を求めた行政府の一角をなす法務行政の上級幹部。
確かに、外出自粛については何らの刑罰も定められていません。
日本国憲法の基本的な考え方の一つに、法の下の平等があります。
ジャニーズのタレントと法務省の上級幹部、
法の下では平等であるのは当然です。
しかし公務員としてもっと厳しく、責任を追求されてもいいと考えます。