白地刑法 | kogo-10のブログ

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刑罰を科す項目だけを決めて、
 
どのような刑罰を科すかについては決めてない事。
 
これを白地刑法というのですが、
 
日本ではこの白地刑法は禁止されています。
 
この考え方は罪刑法定主義につながります。
 
安倍晋三は国民に外出の自粛を求めるに当たって
 
明確な命令とせず量刑も定めず自粛だけを求めました。
 
そのため、国に飲食店やパチンコ店などには
 
休業補償をする義務は生じません。
 
結果的に、
 
莫大な払戻金を避けるために格闘技の大会が開ひらかれたり、
 
生きていくために
 
やむを得ず開店していた飲食店やパチンコ店が出ました。
 
 
ジャニーズの手越祐也が外出したとして非難されています。
 
特段、刑法を犯したわけでもなく、
 
公共の電波を使ってまで非難するほどの事ではありません。
 
一方、高検検事正が賭け麻雀をしたことについて、
 
懲戒ではなくもっと軽い処分で済まされようとしています。
 
この記事では賭け麻雀の賭博性についてではなく、
 
三密対策としての外出自粛について考えたいと思います。
 
 
片や若いタレント、
 
片や外出自粛を求めた行政府の一角をなす法務行政の上級幹部。
 
確かに、外出自粛については何らの刑罰も定められていません。
 
日本国憲法の基本的な考え方の一つに、法の下の平等があります。
 
ジャニーズのタレントと法務省の上級幹部、
 
法の下では平等であるのは当然です。
 
しかし公務員としてもっと厳しく、責任を追求されてもいいと考えます。