服部緑地都市緑化植物園に行く 2025年7月4日(金)

 

 今日は金曜日、図書館に行く日です。今回は、堺北図書館に行きます。

 図書館の本の貸し出し期間は2週間なので、2つの図書館を交互に行くようにして、毎週3、4冊の本を借りています。一つは堺北図書館で、もう一つは大阪市立中央図書館に行きます。近くの堺北図書館だけでなく、大阪市内の図書館にも出かけるようにしているのは、2週間に一度、ちょっと都会へ出かけるきっかけを持つためです。おかげで大阪市内までが行動範囲となっています。

 読書は、借りた本ばかりで、家の本棚の本は殆ど読むことはありません。そのため、家の本の多くは処分してしまっても良いのですが、まだ思い切りがついていません。昨年の1月、本の断捨離を始めたころは、本棚は12個ほどあったのですが、昨年一年で7個ほどに減らしています。また、大きな本棚には、移動棚も10個ほどついていたのですが、それらも全て外して処分し、移動棚に並べていた本も処分しています。今は、7個の本棚と、階段下には手作りの4m×5段の本棚があります。今後の目標は、本棚を3個にまで減らしてしまいたいと考えています。

 

 探路巳164 服部緑地 今日は、本を借りてから歩きに出かけると、とても暑くなるので、先に本を返却ポストに入れて、新金岡駅から、地下鉄で服部緑地都市緑化植物園に行くことにしました。10時15分には植物園に到着して、1時間半ほどフィールドワークをしました。木が茂っている川沿いは涼しいのですが、日向はとても暑くなってきたので、12時前には植物園を出て帰りました。帰りに新金岡駅で地下鉄を降りて、堺北図書館で本を借りてから、家まで歩きました。35度近くまで気温が上がっているので、帰り道はとても暑かったです。

堺北図書館では、次の4冊を借りました。

①海野和男『昆虫たちの世渡り術』河出書房新社2016

②金子康子・日比野拓『ぼくらは「生物学」のおかげで生きている』実務教育出版2016

③大人の遠足Book『駅からウォーキング関西』JTBパブリッシング2021

④日比野浩信『はじめての古筆切』和泉書院2019

植物は、アーモンド、アマドコロ、アンゲロニア、ウツボカズラ、エリカ、オオモミジ、カサブランカ、カシワバアジサイ、カリブラコア、ギボウシ、ギンバイカ、コナスビ、ゴモジュ、コロラドビャクシン、ザクロ、シモツケ、スギ、セイヨウイワナンテン、タチアオイ、タブノキ、テルテモモ、トサミズキ、ネッタイスイレン、ハマナス、ヒトツバ、ヒトツバタゴ、ヒノキ、ヒュウガミズキ、フウ、ブーゲンビリア、ブタナ、ブルーベリー、ベニバスモモ、ベニバナトチノキ、マウンテンミント、マツバボタン、マンサク、ミズナラ、メリケンガヤツリ、モミジバフウ、リキュウバイ、など41種の写真を撮りました。

虫は、オオシオカラトンボ、ツマグロヒョウモン、キマダラカメムシ、などの写真を撮りました。

 

 仮想研972 ツマグロヒョウモンについて ツマグロヒョウモンが、最近飛んでいる姿をよく見ます。ツマグロヒョウモンについて、ネットで情報を調べてみました。

 「翅の模様がヒョウの体の模様に似ていることと、端を意味する’ツマ’が黒いことが名前の由来です。幼虫は黒地に赤い線が入った模様で、トゲが生えています。このトゲに毒はなく、触っても大丈夫です。成長するにつれて食欲が旺盛になり、スミレやその仲間のパンジーなどを一株すべて食べつくしてしまいます。もとは暖かいところに生息するチョウで、1980年代頃までは近畿地方以西でしか見られませんでしたが、現在では東京でも見られるようになり、地球温暖化が原因と言われています。天敵に狙われないよう、メスは毒を持つカバマダラというチョウに擬態していると言われています。飛び方もオスに比べてゆっくりで、翅をふわふわと動かしながら飛びます。」(足立区生物園)

 こぎつね研究室の庭では、ビオラ、パンジー、スミレをあちこちに植えていて、ツマグロヒョウモンが卵を産みに来てくれるようにしています。毎年、ビオラが枯れるころに、幼虫をよく見かけるので、成虫まで育てるには、食草が不足します。真夏は、どのようにして生きながらえているのでしょうか、気を付けて観察してみたいと思います。