雨が降り始めフィールドワークは途中で終える 2025年6月14日(土)

 

 今日は一日中雨になるのですが、雲の隙間で歩きに出かけようと、何度も気象庁の雲の動きのチェックをしました。昼前に、もしかしらた2時間ほど雨が降らないかもしれないと思われる雨雲の隙間を見つけたので、雨が止んだ瞬間、11時に歩き始めました。中百舌鳥から金岡公園の横の狭間川沿いを歩いて、JR浅香駅、大和川沿い、南海高野線浅香山駅、へと歩くコースを選びました。1時間後に雨が降り始めると、JR浅香駅から、電車に乗ることができます。途中でエスケープコースのある方がよいようです。2時間雨が降らないなら大泉緑地でも良かったのですが、大泉緑地で雨が降り始めると、雨の中を2㎞ほど歩いて帰ることになり、エスケープコースもありません。

 

 探路巳149 中百舌鳥~JR浅香駅 雨の一日ですが、2時間ほどの雲の切れ目を見つけたので、中百舌鳥~狭間川沿い~大和川沿い~南海高野線浅香山駅へと歩くつもりで出発しました。金岡公園沿いの道では、ハナハマセンブリの写真を撮ることができました。他ではあまり見かけないのですが、毎年、この周辺で写真を撮ることができます。また、流れが速くなっている狭間川では、カワウやコサギの写真を撮ることができました。カワウは、少々流れが速くなっても、水の中をなめらかに泳ぎながら、魚を捕まえては食べていました。コサギは、川沿いの急流で倒された草の上に乗って、魚が流れてくるのを待っていました。生き物たちは、たくましく生きているなと思いました。

 2時間の、雲の切れ間があると思って、歩いていたのですが、半分ぐらいの行程のJR浅香駅の周辺で、強い雨が降り始めました。大和川沿いを歩いて南海高野線浅香山駅まで行くのは諦めて、JR浅香駅から電車に乗って帰ることにしました。今日は、途中でエスケープコースを考えておいて良かったです。

鳥は、カワウ、コサギ、スズメ、の写真を撮りました。

植物は、ハナハマセンブリ、イヌコモチナデシコ、レウコフェラム、ギョウギシバ、マツバセリ、マメグンバイナズナ、の写真を撮りました。

虫は、ツバメシジミ、アゲハ、モンシロチョウ、ショウリョウバッタ幼虫、ダンダラテントウ、の写真を撮りました。

 

 仮想研952 カワウ カワウは、日頃、日なたぼっこをしている姿をよく見かけるのですが、今日は、雨で水量が増えた川で、上手に泳いで魚を捕らえている姿を見ました。カモ達には難しい状況でも、カワウ達は力強い泳力で、急流の中を泳ぎ回っていました。ネットで情報を調べてみました。

 「全長81cm。全身ほぼ黒色の、ガチョウほどもある大型の水鳥。成鳥の背・翼の雨覆羽には、褐色味があります。くちばしの先は挟んだ魚を逃さないように鉤型です。首、体も長め。水上では体が低く沈んだ姿勢で泳ぎます。足は体の後方にあって、指全ての間に膜になったみずかきがあり、泳ぐのも潜水するのも達者にこなします。魚類を水中で捕らえ、水面まで運んで飲み込みます。飛び立つときには助走が必要で、その場合は、両足をそろえて跳ねています。白鳥などは片足を交互に出して水上を走りますが、ウ・ペリカン類は、両足を揃えて跳ねています。巣は一般に樹上で、枝を組んでつくります。多数が集まって、集団で繁殖するのが普通。ユーラシア大陸、アフリカ、オーストラリア大陸などにも分布している、広域繁殖種。日本では青森県以南~九州で繁殖しています。内湾、湖沼、河川などに生息します。近年は個体数の増加が著しい。1960年代には、全国で2000羽ほどしかいませんでしたが、現在は首都圏だけでも1万羽どころではないと考えられています。そのため、東京の上空をガン類に似た棹になり、鉤になりして飛行する姿を見ることができます。」(サントリー)