ウツギの仲間について 2025年5月2日(金)
今日は、金曜日。図書館に行く日です。朝から雨が降っていて、昼前には上がるようです。11時頃図書館に着くように行くと、雨が丁度上がっているのではないかと考えました。朝から英語の本読みをしてから、10時前に、傘をさして家を出発しました。図書館のある西長堀駅までは地下鉄なので、雨の様子は分からないのですが、西長堀駅から図書館に着いた時はまだ雨が降っていました。
今日は図書館で雑草について書いている本を借りました。身近な雑草は、500種類ぐらいあるようです。今年は、できるだけ多くの植物が見分けられるようになることを目標に、日々植物の写真撮影をしているのですが、初めて出会った植物の名前を調べるのは、とても難しいなと感じています。より細かく詳しく見て行くことができるように、本も読みながら深めていきたいと考えています。
探路巳113 西長堀駅~天王寺駅(5㎞) 11時過ぎ、本を借りて暫くすると、朝からの雨がすっかり上がりました。そこで、西長堀駅から難波駅の南側を通る初めての道を歩き、学園坂を上って、谷町筋を天王寺へと歩きました。
◆大阪市立中央図書館で、本は次の2冊を借りました。
①稲垣栄洋『雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々』小学館2023
②比田井小琴『新版はながげ帖』天来書院2001
◆植物の草本は、ヒメヒオウギ、イヌコモチナデシコ、マメグンバイナズナ、ガウラ、カニクサ、ノボロギク、クリスマスローズ、ノースポール、ハハコグサ、ヤエムグラ花、ローズゼラニウム、など11種の写真を撮りました。
◆植物の木本は、エゴノキ、シャクナゲ、ヒメウツギ、キリシマツツジ、テイカカズラ、チェリーセージ、コハウチワカエデ、シャリンバイ、ヒメシャリンバイ、ヒイラギナンテン、スモークツリー、イヌビワ、アベリア、カクレミノ、ナワシログミギルドエッジ、メリアンサス・マヨール、ユリオプスデージー、ドウダンツツジ、など18種の写真を撮りました。
仮想研910 ウツギの仲間 最近あちこちで、ヒメウツギやツクバネウツギなど、ウツギとつく植物を見ています。ウツギについて、ネットで情報を調べてみることにしました。
「植物の名前を覚え始めた頃、だれしも一度は迷路に入るのが「ウツギ」の仲間です。名前にウツギと名の付く植物は、ユキノシタ科、スイカズラ科、フジウツギ科、ミツバウツギ科、バラ科など、数グループに分かれます。しかも、同じような場所、開花時期も重なるのでややこしいですね。
では、どうしてこんなにも多くの種類にウツギと名前が付けられるようになったのでしょか。漢字では「空木」と書きます。多くの種類で、枝の中がストローのように空洞になっています。また、旧暦の4月のことを卯月(うづき)と言いますが、新暦でいうと6月のこの頃に花を咲かせるので、卯月がなまってウツギと呼ばれるようになったとも言われています。そして、葉が対生(一対ずつつける)となっています。もちろん例外もありますが、ウツギと名の付く種類には、このような共通の特徴があります。
ウツギの仲間は、植物の分類学を進めていく上で特につまずきやすい所です。初心者の方は一度、ノートにまとめるなどして、頭の中を整理してみましょう。」(愛知県総合科学博物館)
<主な「ウツギ」と名の付く植物>
ユキノシタ科:
ウツギ (Deutzia crenata):白い鐘型の花を咲かせます。
ヒメウツギ: ウツギより小型で、葉が小さく、花も少なめです。
マルバウツギ: 葉が丸みを帯びており、花は小ぶりです。
スイカズラ科:
タニウツギ:花は白または淡いピンク色です。
ハコネウツギ:花は赤紫色の装飾花が目立ちます。
ツクバネウツギ:花は白または淡いピンク色で、花後に赤い実をつけます。
バラ科:
コゴメウツギ: 葉は羽状に裂けており、白い花を咲かせます。
フジウツギ科:
フジウツギ:花は白色で、花後に赤紫色の実をつけます。
ミツバウツギ科:
ミツバウツギ:花は白色で、花後に赤い実をつけます。
ドクウツギ科:
ドクウツギ:花は白色です。