奈良の万葉植物園へ行く 2025年4月9日(水)
今日は、以前の同僚の先生と会う日です。午後2時に近鉄奈良駅前で会う約束をしているので、昼前に奈良へ行き、奈良公園周辺を歩くことにします。
朝からブログアップをして、昨日の悠遊探路を書いてから、公園の花の世話をしました。今日は、公園のあちこちに、勝手に芽吹いているノースポールの小さな株5個ほどを、プランターの中に植え替えました。春前に、家の庭で苗床を作ってノースポールの種を撒いて育てていたのですが、全く芽が出ませんでした。しかし、自然の中では、プランターの周囲に落ちた種から、芽が出ていました。来年からは、ノースポールの種まきは必要ないなと思いました。
探路巳095 近鉄奈良駅~万葉植物園~二月堂~浮見堂~近鉄奈良駅(6㎞) 今日は、近鉄奈良駅に電車で行きました。25年間ほど、堺市から奈良学園前駅にあるこぎつね附属小学校、幼稚園へ通っていた頃のことを思い出しました。かなり遠いなと、今更感じました。
近鉄奈良駅を11時に出発し、まずは興福寺の境内を通り、万葉植物園に行きました。万葉植物園は、春日大社の参道沿いにあります。奈良公園を歩いている観光客は、殆どが外国人のようです。幸いにも万葉植物園には、それほど観光客が入っていなかったので、ゆっくり写真を撮ることができました。万葉植物園は、丁寧に植物名を付けているので、植物の名前を覚えるには最高の場所でした。万葉植物園で植物の写真を撮った後、春日大社へと歩いたのですが、あまりに人が多いので、春日大社に行くのは諦めて、若草山、手向山八幡宮、二月堂へと歩きました。二月堂では階段を上がり、舞台から奈良盆地の景色を見ることができました。その後、東大寺南大門、浮見堂、猿沢池を通って、今日の待ち合わせをしている近鉄奈良駅の行基像前に2時に戻りました。6㎞ほどのフィールドワークができました。奈良公園のあちこちでは、シカ達が外国人対応をしてくれていました。シカ達はいろいろな言葉で話しかけられて大変だなと思いました。
◆植物の草本は、イカリソウ、ショウジョウバカマ、ヒトリシズカ、ウラシマソウ、アミガサユリ、ヤマアイ、シャガ、フキ、レンゲソウ、キランソウ、ムラサキサギゴケ、イタドリ、オオムギ、ダイコン、ムラサキハナナ、などの写真を撮りました。
木本は、ミツマタ、ナラノココノエザクラ、ミツバツツジ、ヤマブキ、レンギョウ、ヤマフジ、ニワウメ、アセビ、アオキ、カヤ、シデ、アカマツ、アリドオシ、イスノキ、スダジイ、イチイガシ、タチバナ、マユミ、ユズリハ、ハマオモト、タニワタリ、ウラジロ、マメヅタ、メダケ、クマザサ、ヤダケ、フトイ、などの写真を撮りました。
◆虫は、テングチョウ、の写真です。
◆鳥は、イソヒヨドリ、の写真です。
仮想研887 ショウジョウバカマ 久しぶりにショウジョウバカマの写真を撮ることができました。かつて、山歩きをよくしていた頃は、春の谷沿いの道でよく見かけたのですが、最近そのような山道を歩いていないなと思いました。ネットで情報を調べてみました。
「ショウジョウバカマは山地の湿った谷沿いの斜面や森林、ときに亜高山帯の万年雪の近くの湿った草原に見られる多年草です。葉は細長くて光沢があり、根元から放射状に広がります。栄養状態のよい株では、葉の先端から新芽を出します。葉の中心には翌年の新芽があります。花は径1cm程度で、花茎の先端に径3~5cmほどの球状にまとまってつきます。花色はふつう赤紫色ですが、地域によってピンクや紫など変化があります。花茎は、開花時には10cm前後ですが、花後急激に伸びて30~50cmに達します。」(趣味の園芸)