モズの写真を撮ることができた 2025年1月28日(火)
そろそろ1月も終わりに近づきました。今週の末には2月に入ります。一年で一番寒い1月末を越えて、2月になると少しずつ平均気温は上がっていきます。
日の入りは、12月の初旬が一番早く大阪では16時47分でしたが、二ヶ月ほど経過して、今は17時23分になってきています。夕方の明るい時間が長くなると、フィールドワークもしやすくなります。さらに太陽高度は、12月22日ごろが一番低く31.9度でしたが、一ヶ月が過ぎ、今は37.8度まで上がってきています。南向いて歩く時、眩しさが少し楽になりました。
気温が10度を切り、北や西からの風が強く吹く日は、フィールドワークに出かけるには気合いは必要です。昼間の平均気温(日最高気温)は、12月は12.3度、1月は9.7度、2月は10.5度、3月は14.2度です。2月もまだ寒いのですが、寒さに負けないで、できるだけ毎日数㎞でも歩くようにしようと思っています。大きな600㎜のズームレンズは重いのですが、持ち歩くと鳥に出会うチャンスが増えます。
探路巳025 中百舌鳥~万代池~帝塚山三丁目駅(8.4㎞) 今日は、万代池に鳥の写真を撮りに行きました。カモ達はいつもの種類が見られるのですが、少し見慣れないカモが一羽いました。家に帰ってから調べると、スズガモのようでした。また、ジョウビタキ、モズの写真を撮ることができました。モズは、大きな音を立てて草刈りをしている人の後ろについて移動をしていました。草刈りをすると、草の間で冬越ししている虫が見つかるので、それを木の上から狙って捕まえていました。田起しをしている時、耕運機の後ろにコサギなどが集まっているのと同じようだなと思いました。
◆鳥は、モズ、ジョウビタキ、キジバト、スズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、カルガモ、オオバン、アオサギ、コサギ、などの写真を撮りました。
◆植物は、ヒメノウゼンカズラ、ウメ、などの写真です。
仮想研816 スズガモについて 今日は、万代池で、いつものカモ達に混じって、日頃見かけないカモが一羽いました。家に帰ってから調べるとスズガモではないかと思いました。ネットで、情報を調べました。
「全長46㎝。潜水採餌のカモ類。オスの頭部は緑色光沢のある黒色。喉、胸、それに尾の周りは黒色です。背は白色の地に黒線が多数あり、遠くからは灰色に見えます。腹、脇は白色。飛んだ時の翼の上面に幅のある白帯がでます。翼下面は白色。メスは全身が黒褐色で、腹、脇は淡色です。顔の前方、くちばしの付け根に白色斑がでます。「クッ クッ」あるいは「クルッ クルッ」と聞こえる声を出します。
ユーラシア大陸極北部、北米大陸の極北部のツンドラ地帯に分布・繁殖しており、温帯域に渡って越冬します。日本では冬鳥で全国の、底が干潟になっている海を最も好み、湖沼、大きな河川などで見られています。飛行時にヒュッ ヒュッ ヒュッ ヒュッと羽音をさせ、この羽音が鈴を振るように聞こえるので「鈴鴨」になったと思われます。
干潟の底生生物である、貝類を主食にしていますが、アマモなども食べています。大きな群で見られることも多く、最大の越冬地は干潟が残されている東京湾です。夏の北海道では繁殖地へ渡らない若鳥が、よく見られています。」(サントリー)