「根本知の仕事」書展を見に行く 2024年12月21日(土)

 

 今日も、いつものように朝からブログアップをして、昨日の悠遊探路を仕上げてから、お出掛けをしました。今日は、奈良市杉岡華邨書道美術館に、「根本知の仕事 源氏物語から現代のかなの美へ」(11月2日~12月25日)を見に行くことにしました。テレビで紹介しているので開催を知り、今週で終わってしまうので急遽出かけました。

 杉岡華邨道美術館の杉岡華邨先生は、大学の時に、書道の講義(実技)で学んだことのある先生です。偉大な方に直接学んでいたことに、今頃になって感謝しています。

 

 探路310杉岡華邨書道美術館 「光る君へ」の書担当をされていた根本知さんの書展が開催されているので、奈良町にある杉岡華邨書道美術館へ行きました。天王寺駅からJR大和路線に乗り、奈良駅から歩いて美術館へ行きました。奈良駅からの三条通は、かつてよく歩いていた頃より、とても綺麗に整備されていました。帰りは近鉄奈良駅から電車に乗って大阪へと戻りました。今日は、奈良の観光は殆ど何もしないで、美術館から猿沢池の横、興福寺の境内を通り、近鉄奈良駅へと歩きました。興福寺周辺で、シカ達を久しぶりに見ました。多くの外国からの観光客が、鹿せんべいをあげていました。

 美術館では、一階で根本知さんの作品展がされていて、二階は、杉岡華邨先生の作品展示がされていました。根本知さんの作品は、よくある普通の仮名作品ばかりでした。「光る君へ」の劇中で時々見ていた、紫式部(根本知さん)が書いた源氏物語の原稿の仮名文字を見たかったのですが、それは展示されていませんでした。散らし文字の作品ではなくて、行に沿ってある程度真っ直ぐに、仮名文字が並んでいる作品が見たかったなと思いました。また、どこかで、「光る君へ」展があれば、ドラマ中の、作品も展示されるのではないかと、期待しているのですが、どうでしょう。

シカの写真を撮りました。

フユザクラ?の写真を撮りました。

 

 仮想研778 根本知さん 今日は奈良市杉岡華邨書道美術館で展示されている、根本知さんの作品展「根本知の仕事 源氏物語から現代のかなの美へ」を見に行きました。根本知さんについて、ネットで情報を調べてみました。

 「書家の根本知さん。幼い頃から祖母の影響で習字に親しんできた根本さんは、中学時代に書道家である家庭教師との出会いを通じて、書道の世界に深く魅了されていきます。やがて大東文化大学に進学し、本阿弥光悦や紀貫之などの歴史的な人物に影響を受けながら、研究に没頭する日々を送りました。現在は大学教員をする傍ら、現代における新たな雅を追求しながら作家としても活動を続けています。自分の好きなことを大切に歩んできた結果、NHK大河ドラマ『光る君へ』の題字揮毫や書道指導という大きなチャンスも手にしました。

立正大学文学部特任講師。 教鞭を執る傍ら、腕時計ブランド「GrandSeiko」への作品提供(2018年)やニューヨークでの個展開催(2019年)など創作活動も多岐に渡る。無料WEB連載「ひとうたの茶席」(2020年〜)では茶の湯へと繋がる和歌の思想について解説、および作品を制作。近著に『平安かな書道入門 古筆の見方と学び方』(2023、雄山閣)がある。」

 グーグルに質問してみました。

「根本知 光る君へのドラマの中の、まひろ、紫式部の文字も書いているのか?」

「答え:はい、書家・根本知さんは、NHK大河ドラマ「光る君へ」で紫式部の文字も書いています。根本さんは、ドラマの題字の制作や、主演の吉高由里子さんをはじめとした俳優への書道指導を担当しました。紫式部の文字は、史料である「伝紫式部」を参考に、細く回転が多く小粒な字として考案されました。また、まひろ(紫式部)の書は、吉高由里子さんが吹替えなしで演じ、本来は左利きですが右利きに変えています。」(グーグルサーチ)

と、言うことでした。