時間の使い方を考えないと 2024年12月18日(水)

 

 今日は、道の駅しらとりへ、野菜を買いに行く日です。その前に、今週も二上山へ行きます。最近寒くなってきているので、山を歩いている人が減ってきています。駐車場に車が停められるか、気にすることもなくなってきました。

 昨日と今日、二日間は体調もよく、フィールドワークから帰ってきてからも、文字の練習をしたり、英語の本読みをしたりできています。ただ単に、1,2時間机の前に座って取り組めば、毎日出来ることなのですが、それがなかなか続きません。凡人です。『高校数学日本一になった少年』という本を読みました。高校生になってから、平日は、毎日数学の勉強に8時間ぐらい、土日は15時間ぐらいやり続けた結果のようです。①厳選された問題が載っている参考書を使いきる。②わからない問題に出会った時すぐに答えを見るのではなく、考え続ける。③その問題に隠されている「からくり」を見つけ出す。など、自分の頭を使って考え続けることが大切だということでした。すごい成果を出している人は、他の人が到底出来ない膨大な時間をかけていました。集中力、どれだけ時間をかけられるか、適切な方法、環境、などが揃ったとき、天才的な才能が発揮されることが分かります。

 全ての仕事から退職しているので、一日の全ての時間を自分の為に使うことができるはずです。一日の時間をうまく使うと、いろいろな事、多くの事ができるはずなのですが、だらけています。家の用事は、勿論しなければいけないのですが、それ以外でも、多くの自由に使える時間があります。もったいない時間の使い方をしないように、気をつけたいと思います。

 

 探路307 二上山 3週続けて水曜日に二上山に登っています。週に一度、坂道を歩くことは、家でスクワット運動をしているよりも、足を鍛える効果があるようです。歩数としては5000歩ほどなので、距離は少しなのですが、週に一度の山登りは続けていかなければいけないなと思います。今日は雄岳頂上まで登るつもりだったのですが、2週間ほど前に作ったメガネの調子が良くなく、かなり手前で、比較的広い道を下ることにしました。今回は、急な尾根道を登ったのですが、岩場の所を歩く時、少し危ないなと感じました。遠近両用のメガネなので、足下がどうも歪んで見えてふらつきます。直ぐに慣れると思っていたのですが、なかなか慣れません。少し困っています。

植物は、サザンカ、ツバキ、の写真を撮りました。

 

 仮想研775 二上山鹿谷寺跡 今日の二上山登山は、尾根道を登り鹿谷寺跡を通りました。鹿谷寺跡では、新しい解説板が立てられていることを発見しました。見捨てられているわけでなないことを知り、嬉しくなりました。ネットで、鹿谷寺跡の情報を調べてみました。

 「奈良時代に二上山山麓に造られた鹿谷寺跡は、凝灰岩の岩盤を掘り込んで作られた大陸風の石窟寺院です。中国大陸には敦煌や龍門石窟など、数多くの石窟寺院が見られますが、奈良時代にまでさかのぼる本格的な石窟寺院は、我が国では二上山山麓以外には知られていません。寺跡の中心部には、十三重の石塔と岩窟に彫りこまれた線刻の三尊仏坐像が遺されており、かつてこの周辺から日本最古の貨幣といわれる、和同開珎が出土しています。」(太子町)

 「概要・・二上山の山腹から西に伸びる尾根を開削して造営された石窟寺院跡。十三重層塔と石窟からなり、塔は高さ5.1メートルの規模で凝灰岩の岩盤から削り出したものである。石窟は間口3.06メートル、奥壁の高さ1.6メートルで、奥壁面に三尊仏を線刻する。三尊仏は蓮華座に坐し円光を負う同大の如来像である。塔の形式や付近で出土する土器から奈良時代の造営と考えられる。

ストーリーの位置づけ・・鹿谷寺跡は岩屋とともに全国でもまれに見る大陸風の石窟寺院で規模は小さいが、中国の雲崗石窟や龍門石窟を彷彿とさせるもの。建立には古墳の石棺や都の宮殿につかわれた二上山凝灰岩の石材切り出しに関わった氏族が関与したとも考えられているが、文献記録などには全く残されておらず、まだまだ謎の多い古代遺跡である。」(文化庁)