金曜日なので図書館に行く 2024年11月22日(金)

 

 今日は、堺北図書館へ本を借りに行ってから、天王寺駅から難波へと歩き、難波で散髪をしようと考えています。探路は、今日歩くと元旦から282回目になります。今年は一年間で300回歩くことを目標にしているので、あと18回歩くと300回になります。年末までの日数がカウントダウンできるようになってきました。おそらく12月の半ばで、探路300回は達成出来そうだというのが見えてきました。

 堺北図書館では、小学校高学年から中学生用のジュニア本棚で本を探しました。「イラストで読むAI入門」2019という本を借りました。もう5年も前に出た本なのに、ほぼ誰も読んでいなくて、新品同然でした。中学生、もっと本を読まないといけません。

 

 探路282 天王寺~難波駅 今日は堺北図書館で本を借りてから、地下鉄で天王寺まで移動しました。天王寺駅から茶臼山公園の河底池でカルガモ、アオサギの写真を撮りました。難波では、なんばパークスの庭園を見ました。8階までエレベーターで上り、上から下りながら植物の写真を撮りました。その後、難波駅近くの理髪店で散髪をしました。

植物は、ジュウガツザクラ、サザンカ、ヒメノウゼンカズラ、ムベ、ムラサキツユクサ、シコンノボタン、ジャカランダ、センリョウ、ネズミモチ、シャリンバイ、ハイビスカス、グレビレア、バンクシア、エリカ・コロランス、スキミア、ハシカンボク、モミジ、ヤツデ花、などの写真を撮りました。

鳥は、カルガモ、アオサギ、の写真です。

図書館では次の本を借りました。 

①葉一『一生の武器になる勉強法』KADOKAWA2019

②森川幸人『イラストで読むAI入門』筑摩新書2019

③石飛博光『一字で年賀状』二玄社2003

 

 仮想研749 学力喪失 最近、闇バイトに安易に応募してしまう20歳前後の若者が増えていて気になっています。学ばない、自分で考えない、本を読まない(自学をしない)若者が、増えてしまっているのではないかと思われます。学校の授業の進め方に問題点があるのでしょう。今日、本屋で気になる本を見つけました。今井むつみ『学力喪失』岩波文庫2024です。ネットでその本の情報を調べてみました。

 「素晴らしい「学ぶ力」をもっているからこそ、言語を習得することができる乳幼児が、小学校に入学して以降は、学習内容についていけなくなってしまい、「学力が足りない」とみなされてしまうのはなぜなのだろうか? その問いが筆者を突き動かし、本書を執筆させた。多くの子どもたちが、学びは困難で自分には無理なのだと思ってしまう「学習性無力感」に陥っているのは、子どものせいではなく、大人のほうに何か根本的な誤解があるためではないか。大人たちこそが、すべての子どもが本来的にもつ「学力-学ぶ力」を喪失させているのではないかと考えるようになった。しかし、人間の子どものもつ「学ぶ力」をもってすれば、喪失してしまった学ぶことへの意欲は、大人の工夫で回復することができるはずだ。そのために必要なのは、大人が、自分たちが(あるいは社会全体が)有している、「学び」や「知識」についての誤認識に気づき、子どもたちの躓きの原因を理解した上で、子どもたちによりそい、子どもたちが本来持つ「学ぶ力」を引き出せるように教育を変えることなのである。「学力喪失」と聞くと、いまの子どもたちの学力が昔と比べて下がっている話なのかと思われる向きもあるかもしれない。しかし、そういうことではない。子どもたちが本来的に持っている「学ぶ力」をなぜ十全に発揮することができないのか、その原因と回復への道筋を認知科学の視点から解き明かしたいのである。」(「はじめに」より 岩波書店ホームページ)

 まとめてみると、次のようになります。

①乳幼児は、言語を習得する自ら学ぶ力を持っている。

②小学校に入学して以降、学習内容についていけなくなり「学力が足りない」とみなされてしまう。

③多くの子どもたちが、学びは困難で自分には無理なのだと思ってしまう「学習性無力感」に陥っている。

④人間の子どものもつ「学ぶ力」をもってすれば、喪失してしまった学ぶことへの意欲は、大人の工夫で回復することができるはずだ。

⑤子どもたちが本来的に持っている「学ぶ力」をなぜ十全に発揮することができないのか、その原因と回復への道筋を認知科学の視点から解き明かしたい。

 ・・読んでみたいなと思いました。