ジャコウアゲハが羽化する 2024年7月17日(水)

 

 今日は、そろそろ梅雨明けのようです。停滞前線は北へと上がり、大阪は太平洋上の高気圧圏内に入りました。これから昼間の気温が35度近くまで上がる日々が続くようです。今後一か月間ほど、玄関ドア前に布を吊って、カットガラスを通して光が入らないようにします。

 朝から、公園の草取りをしました。昨日と同じように、草取り用の鍬で目立つ雑草を切り取って、それらを三カ所ほどの山にまとめておきました。切り取ったままにして置く方が、早く雑草は枯れるのですが、草取りのやりっぱなしのように見えるので、取り敢えず三カ所ぐらいに熊手でかためておきました。それを、午後から、少し移動させながら草を転がしていくと、草の根に付いていた土が落ちて、乾燥した草だけになります。今日も、ゴミバケツ一杯分の雑草を取ることができました。次は、シャリンバイ周辺の草を取ります。ここは人が通るところでないので、鍬で切り取ってそのまま放置し、翌日熊手で集めると乾燥した草だけ回収する事ができると思います。蚊の対策をして、明日、取り組む事にします。

 今日は昼過ぎに、堺市のゴミ焼却場(清掃工場)へ、家庭ゴミを車で運ぶことにしました。娘宅からは、旅行用の大型スーツケース、母宅からはいらなくなった布団を預かり、我が家からは、冊子類、移動本棚2個、小型ステレオ、スピーカーなどを、車に積み込み持って行きました。計量の結果、合計120㎏もあり、2040円を支払いました。取りに来てもらうよりも、直接持ち込むと、かなり安く処理をしてもらえます。スッキリした気持ちになりました。お金はかかるのですが、これからも家で使わない物を車で持ち込み、荷物を減らしていきたいと思いました。今日は、1時過ぎに行ったのですが、持ち込みの車が並んでいました。ゴミ回収車も、やってきていました。前回のように午後3時頃が空いていてよいようです。

 

 仮想研621 ジャコウアゲハが羽化した 今日は、昼過ぎに、清掃工場へ家庭ゴミを持ち込んだので、歩きに出る機会を逃してしまいました。昼間は、34度まで気温が上がっていたので、出かけることを止めました。昆虫館から預かっているジャコウアゲハの幼虫が蛹になり、今朝、その蛹からジャコウアゲハが羽化しました。綺麗な大きな蝶でした。ジャコウアゲハについて、ネットで情報を調べてみました。

 「大きさ42~60mm。腹部の赤が鮮やかで特徴的。羽根はまっ黒ではなく、まるで行灯(アンドン)からほんのりと光がもれるようで、メスの方がより透けて明るい。このチョウは妖しい魅力を感じさせる飛び方をする。捕まえて下腹部の匂いを嗅ぐと、ジャコウアゲハという名前の由来になったジャコウの香りがする。幼虫は、鳥が苦手とする有毒性分を含んだウマノスズクサ類の葉を食べる。そのため、鳥に襲われることが少ない。成虫はツツジやアザミ類などの赤い花を好んで蜜を吸う。」(しぜんたんけんてちょう)

 「昆虫綱鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科に属するチョウ。本州北部より南西諸島の八重山(やえやま)にわたって広く分布するが、その発生地は局部的であることが多く、どこにでもみられるチョウではない。ジャコウアゲハの和名は、これをとらえると強いじゃ香様の芳香を出すことからきている。国外では朝鮮半島、中国、台湾に産する。はねの開張90~110ミリメートル。後ろばねの尾状突起が長く、一見オナガアゲハに似ているが、本種は体に赤色から黄色の毛がある。本州の北部や山地帯では1年に2回(5~6月、7~8月)発生、暖地に向かうにつれて発生回数を増す。幼虫の食草はウマノスズクサ科のつる草で、幼虫の体は円筒形で黒く、腹部第3、4節に白い横帯が並んでいる。蛹(さなぎ)は変わった形をしているのでオキクムシ(お菊虫。番町皿屋敷のお菊の亡霊という伝説に由来している)とよばれる。蛹の状態で越冬する。」(日本大百科全書)