セグロアシナガバチをよく見かける 2024年7月9日(火)

 

 二日間、家での用事が続きフィールドワークに出ていません。二日歩くのを休むと、それはそれで、膝や腰のギクシャクしている部分が和らぐような気がします。休足日も大切だなと感じました。

 今朝は、一か月かけて、選び出して準備してきた捨て本300冊ほどを、家の前に出しました。スッキリ全部持って行ってくれました。気分がホッとしました。その気持ちのまま、次の8月の資源ゴミ回収日に向けて、早速20冊ほど本棚から捨て本を取り出して、籠に入れました。本を捨てるには、思いを断つためにすごいエネルギーが必要です。昨年の6月から始めた本の捨て活は、丁度1年が過ぎました。全体の三分の一ぐらいの量が減ってきているように思います。2重置きしていた本、移動式の棚7つに立てていた本、トイレの前の本棚、リビングの本棚の本の分量が減りました。まだ、大きな本棚の解体が出来るまでには至っていません。しかし、あちこちの本棚に隙間ができて、飾り棚のような所が少しずつ増えてきています。飾り棚としての本棚もいいなと思えるようになってきました。

  

 探路171 しらとり公園 今日は、しらとり公園を一周するフィールドワークをしました。今日も暑い日です。だれも公園のベンチに座っている人、遊具で遊んでいる子ども達はいません。これから2ヶ月間ほど、このような状況が続くのだろうと思います。寒いのも辛いのですが、暑さは命に関わります。そろそろセミが鳴き始めているのですが、鳴き始めの頃は木の高い所にいるので、なかなか写真が撮れません。また、昨年までは、クビアカツヤカミキリがよく見つけられたのですが、今年は、管理している人が見回って駆除しているのか、まだ、しらとり公園では写真を撮っていません。徹底して、駆除しなければ、サクラの花見が出来なくなってしまいます。

虫は、コミスジ、セグロアシナガバチ、クサキリの幼虫?、クロアゲハの幼虫?、キマダラカメムシ、の写真を撮りました。クロアゲハの幼虫?は、クロアゲハか、ナガサキアゲハか、どちらかの幼虫だと思われます。こぎつね研究室に連れて帰って、育てることにしました。

植物は、アラカシの写真を撮りました。

鳥は、ツバメがパン屋の前のひさしで、子育てをしています。人がいない公園では、ムクドリ、スズメが自由に飛び回っていました。

 

 仮想研613 セグロアシナガバチについて 最近、こぎつね研究室の庭にも、セグロアシナガバチがよく飛んでいます。ヘンルーダやビオラやスミレで育っている、アゲハやツマグロヒョウモンの幼虫を探して連れて行ってしまいます。ネットで情報を調べてみました。

 「体長は約21~26mm。体色は黒色で黄褐色の斑紋がある。前伸腹節が黒色であることが和名の由来。近似種のキアシナガバチとともに日本で最も大きなアシナガバチである。キアシナガバチとよく混同されるが,本種の前伸腹節は黒色である(ただし,この形質は沖縄では使えない)。オスは触角の先端が細いので,容易に区別できる。人家の軒先や樹木の枝に営巣する。キアシナガバチは低山地に多いのに対して,本種は平地に多い傾向がある。働きバチ数は最大でも約50匹である。最近の研究により,従来の学名(Polistes jadwigae)が訂正された。」(国立研究開発法人森林研究整備機構)

 「アシナガバチ類は幼虫の食物としてチョウ・ガの幼虫など各種の昆虫を狩る益虫であるが、人を刺すこともある。女王バチが巣を守っている間は人に対する攻撃性はほとんどないが、働きバチの羽化後は巣を守る習性が発達し、刺激すると攻撃するようになる。腹端に毒針を持ち、刺されても大抵の人は痛みと腫れだけで数日後に回復するが、蜂毒にアレルギー体質の人は血圧低下、発疹、吐き気など全身症状を呈し、2回目以降は死亡することもある。巣に刺激を与えたときの本種の攻撃性はやや強く、7~8月に草刈り、庭木や果樹の剪定などによって巣を振動すると働きバチの攻撃を受ける場合が多い。また、8~9月にスズメバチの攻撃や台風などで巣を失うと、生き残ったハチが家屋内に浸入し、天井などに集団を作ることがある。越冬のためにも人家の屋根裏や山小屋の天井に数十~数百の集団を作ることがあるが、これらの個体に攻撃性はない。」(zukan.earth)

 大きな巣を作り、巣を振動するようなことをすると刺されることがあるらしい。こぎつね研究室の庭にやってきては、アゲハやツマグロヒョウモンの幼虫を探しています。