本を減らしてスッキリした部屋に 2024年7月7日(日)

 

 今日もとても暑い日になりそうです。まだ、梅雨が明けてしまっていないので躊躇していたのですが、書斎の西側、バルコニー側のガラス戸に簾を付けました。簾越しに見える青空は、少し涼しく見えました。ガラス戸が午後からの西日で熱くなるのが、かなり押えられます。雨戸を閉めるとよいのですが、そうすると部屋が暗くなってしまいます。日本の夏は、簾生活がいいなと思います。

 今日は、二つのことをしました。

 一つ目は、三段整理棚に整理をしないで詰め込んでいた旅行の時に集めた、各地の冊子、パンフレット、地図などを、場所別に整理をしました。①沖縄~九州、②四国・瀬戸内・山陰、③兵庫・京都・滋賀、④大阪、⑤奈良・和歌山、⑥信州・東京、⑦東北・北海道に、⑧カナダと、分けていきました。いろんな大きさがあるので、本棚には立てられません。本棚の上にボックスを置いて、分類して置くことにしました。いらない物、ダブって持っている物は捨てて、量を減らしました。スッキリしました。これで、三段カラーボックスの三段分の整理ができました。

 二つ目は、火曜日の資源ゴミ回収日に向けて本棚から取り出している捨て本を、ひもで括り、直ぐに回収に出せるように玄関横に運びました。今回は、文庫、新書を中心に、捨て本は総数300冊近くあるかもしれません。次は、8月の資源ゴミ回収日に向けて、どのジャンルの本の整理・捨て活をするのか、決めます。そろそろ単行本の、谷沢永一さん、司馬遼太郎さん、五木寛之さん、高田宏さんの本を捨てる事になるかなと思います。そうすると一気に単行本100冊ほどを減らす事ができます。また、子ども用の文庫(読み本)も、かなりあります。本当は、たくさんある本棚の、どの棚からでも、端から順番に捨てていっても、殆ど困ることはないのですが、未練たらしく、毎月100冊、200冊と選んで捨てています。今年の12月までは、このペースで捨て続ける事にします。今は、本棚に本を二重置きしている場所は無くなり、さらに最近やっと、本棚のあちこちに、本を置いていない空間ができてきました。秋頃には、本棚一つを、解体出来るかもしれません。

 今日は、余りに暑くて、フィールドワークには出かけませんでした。

 

 仮想研611 本を捨てるということ 今は、「本を読んでいる暇がない」という状況です。もう少し正確に言うと、「本を読む生活をしていてはいけない」ということです。座ってゆっくり本を読んでいると、筋肉が直ぐに細ってしまいます。立って本を読むと少しは良いのかもしれないのですが、通勤電車でもないのでそれも出来ません。今、生活の中で大切なことは、動き回る、フィールドワークに出かける、家事をする、運動をする、などが大切です。一日中、本を読む生活をしていると、病院でベッド生活と同じ状況となります。若い人は新陳代謝が活発なので、すぐに元の生活に戻れるのですが、年齢が上がってくると筋肉の減少がどんどん進みます。また、筋肉を付けるにはすごい努力が必要です。

 家にある本は、もう一度読む事はありません。30年間近く堺市から奈良市まで通勤をしていたので、電車の中で本がよく読めました。また、出張にも各地へ行ったので、常に片手には本を持つような生活でした。学校では、学級便り、学年便り、理科便り、学校便りや、教育論文を書くため、また、年に数度の公開研究授業の準備に、本を常に読んでいました。その結果、本当にたくさんの本が家にあります。もう、これらのしごとは、しなくて良いので、今は楽しむための本だけを読めばよいということです。図書館に通う時間ができたので、読みたい本は借りて読むことができます。現在、家の本棚から取り出して見るのは、花、虫、鳥、キノコなどを、図鑑を調べる時くらいです。それも、ネットでかなり出来るようになりました。まだもうしばらくは理科教科書にかかわるようなので、これら図鑑は残すことにして、他の本は、全捨てしてもよい時期になっています。読みたい本、必要な本は、図書館で借りて読みます。また、新しい本は買って読むので、古い本はもう全く必要ありません。

 何度も何度も自分に言い聞かせるように、時々このような文章を書いて、本を処分しています。