『銀河鉄道の夜』の星座について 2024年6月12日(水)
今日は、午後から母宅にケアマネージャーが来て、話し合いをします。そこで、ブログアップをしたら、早々にフィールドワークに出かけることにしました。ブログアップに続いて悠遊探路を書いていると、時間がかかるときは、10時過ぎになってしまいます。
午後からの気温が30度を越えるようになってきているので、朝から歩く生活リズムにしていくようにしなければいけません。これから暫くの間は、朝7時ぐらいから歩き始めて、気温が30度を越えると、電車で家に帰るという生活になるかなと思います。さらに7月の中頃から8月の中頃までは、一年間で一番暑い時期なので、また違う歩き方が必要になってきます。朝の9時ごろには、30度を越えているような期間は、①日の出前から歩く、②山へ歩きに行く、などの工夫で乗り越える必要があります。
暑いからといって、家で籠もっていると、体力が一気に落ちてしまいます。夏こそ、一日1万歩は歩くと決めて、いろいろ歩く時間、歩く場所を考えたりしなければいけません。家から離れた場所に出かけられない場合は、一日に何カ所かに買い物に出かけたりして、合計1万歩歩くようにします。
探路147 大和川公園~浅香山駅 今日は、午後から母宅で、ケアマネージャーの方と話し合いがあったので、朝の間に歩きに出かけました。今日は、大和川南側堤防沿いを歩き、浅香山駅から電車で中百舌鳥駅へと帰りました。大和川堤防沿いで、虫や花の写真を撮りながら歩いていると、走っている人、サイクリング用の自転車で走っている人、体操をしている人、犬と歩いている人など、年長者に多く出合います。みんな、体力作りを意識して運動をしているのだなと思いました。カメラを持って、花や虫や鳥の写真を撮っている人には、今日は出合いませんでした。大泉緑地や大仙公園では、大きな望遠レンズを付けたカメラを担いで歩いている、鳥を撮影している人はいるのですが、接写用カメラで虫の写真を撮っている人には、あまり出合うことがありません。自分はちょっと変な人の部類に入るのだなと思います。少ないようなので、細々でも続ける意味はあるなと思いました。
今日は、大和川堤防沿いでアオスジアゲハが卵を産む瞬間と、こぎつね研究室(家の庭)でオオスカシバが卵を産む瞬間を見ました。それぞれ、生んで直ぐの卵の写真も撮ることができました。コボウズオトギリの写真は、初めて撮ったと思ったのですが、こぎつねさんぽに出かけようのブログで検索すると、昨年、大阪ドームの近くで撮影していました。
◆虫は、キイロカワカゲロウ、アオスジアゲハ、アオスジアゲハの卵、アゲハ幼虫、アゲハ卵、ツバメシジミ、ベニシジミ、ナミテントウ、などの写真を撮りました。
こぎつね研究室では、アゲハ羽化、ツマグロヒョウモン羽化、ツマグロヒョウモン蛹、オオスカシバ、オオスカシバ卵、の写真を撮りました。
◆植物は、コボウズオトギリ、ノウゼンカズラ、シモツケ、ムラサキウマゴヤシ、ハナハマセンブリ、アレチハナガサ、ヤナギハナガサ、セイヨウヒキヨモギ、イヌコモチナデシコ、ヤナギバルイラソウ、シロツメクサ、アガパンサス、キキョウ、キョウチクトウ、アカメガシワ、モミジバフウ、タイサンボク、エノキ、ムクノキ、カラー、セイバンモロコシ、などの写真です。
◆鳥は、カワラヒワ、カルガモ、ハクセキレイ、スズメ、などの写真です。
仮想研586 『銀河鉄道の夜』の理科学習としての意義について 理科教科書4年、「星の動き」の単元のコラムでは、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の話を紹介しています。そのコラムの意義と、指導展開案について、編集部におたずねがあり、メールがきました。そこで、『銀河鉄道の夜』を読み直しながら、そこに出てくる星に関する表現を拾い出して見ました。さらに、自然物も多く登場するので、その一覧も作ってみました。教科書では、藤城清治さんの書かれた絵本をとりあげているのですが、ここでは、フォア文庫の『銀河鉄道の夜』の文章から、自然物の表現を拾い出して見ました。
◎星座、星空の表現・・天の川(銀河)、青い琴の星(こと座ベガ)、白鳥の停車場(はくちょう座)、北十字(はくちょう座の4つの星)、アルビレオ(はくちょう座β)、ワシの停車場(三つならんだ小さな青い三角標)、ふたごのお星様の宮(こと座のε星という二重星のことか? 『双子の星』チュンセ童子とポウセ童子という双子のお星様の話と関連? 冬の星座ふたご座のことではない)、彗星、さそりの火(さそり座アンタレス)、ケンタウルスの村(ケンタウルス座)、南十字(サザンクロス)、石炭袋(空の穴、コールサック、南十字星近くの暗黒星雲)
◎鉱物、地質の表現・・金剛石(ダイヤモンド)、黒曜石、石炭、月長石、水晶、硫黄(イオウ)、黄玉(トパーズ)、鋼玉(コランダム)、水素、水銀、地層、第三紀、溶鉱炉、銅、青宝玉(サファイヤ)、ルビー、リチウム、
◎植物の表現・・りんどうの花、すすきの原、いちょうの木、くるみの実、のいばら、りんご、ききょう、とうもろこし、やなぎの木、からすうりのあかり、
◎昆虫・鳥・魚・動物の表現・・かぶとむし、つる、がん、さぎ、ほたる、からす、かささぎ、渡り鳥、くじゃく、さけ、ます、りす、
『銀河鉄道の夜』の物語から、どのように、広がりのある活動につなげるか。
①『銀河鉄道の夜』の本を読みながら、星座、星空の表現を拾い出し、ジョバンニとカムパネルラの銀河鉄道のルートを、星座盤で辿る。 天の川沿い、こと座、はくちょう座、わし座、さそり座、ケンタウルス座、南十字(サザンクロス)、
②星座、星の表現以外の、鉱物、地質について、調べ学習をする。
③登場する植物について、調べ学習をする。
④登場する昆虫・鳥・魚・動物について、調べ学習をする。
⑤『銀河鉄道の夜』の星図鑑、生き物図鑑を作る。
⑥絵やステンドグラスなどで、表現をする。
⑦登場する自然表現をカルタやカードに絵で表現し、お話の順に並べてみる。
⑧各地のプラネタリウムで、『銀河鉄道の夜』をテーマにしたプログラムを放映していることがあるので、見に行くと、より深く物語の美しさを捉えることができる。
などを考えてみました。
子ども達の学年に合った、本(文章)を選ぶことが大切です。原文に近い本の場合、難しすぎる可能性もあります。