服部緑地都市緑化植物園に行く 2024年4月26日(金)

 

 今日も、朝からブログアップと、昨日の悠遊探路を仕上げて、公園の掃除をして、図書館へと行きます。堺北図書館は10時開館なので、朝から公園の掃除までできました。英語の本読みは出来ませんでした。

 先日、ジョージ・オーウェル『一九八四年』を読み終えました。すごい内容の本でした。大作です。1949年に出版された本なのに、現在の世界の様子を予言している本でした。ネット検索をすると、次のような書評を見つけました。

 「1949年に近未来ディストピア小説として発表された『一九八四年』は、ある時期には反共の象徴として、またある時期にはファシズムへの批判として大きな反響を呼び、70年近く読み継がれてきた。そして今回は、トランプ政権の顧問が就任式動員数を巡って発した「もう一つの事実(オルタナティヴファクト)」なる語を契機に読まれたわけだ。読んで現実のディストピア化をただ愁えたり、著者の先見と批判力に留飲を下げたりしているでは意味がない。一貫性と責任意識の薄らいだ「二重思考」こそ、ネットが人々を無限に結びつけた結果、今世紀の社会に現実に訪れたものであり(主体の分裂を奨励する言説すらある)、トランプの勝利もその帰結の一つでしかない。それは対岸の火事ではないのだ。より危険な誘惑は、そうした現実への絶望がAIをはじめとする「真の(最善の)ビッグ・ブラザー」への期待に至ってしまう未来にこそある。その予兆に、何度目かの“『一九八四年』ブーム”は自ら気づくだろうか?(市川真人=批評家・早稲田大学准教授 2018年)」

 

 探路103 服部緑地都市緑化植物園に行く 今日は、堺北図書館で本を借りてから、地下鉄御堂筋線に乗り、服部緑地都市緑化植物園に行きました。温室もあり、園内もよく整備された、植物園でした。

植物は、ヒメウツギ、バイカウツギ、タニウツギ、ベニバナトチノキ、カラタネオガタマ、シャリンバイ、ライラック、ヒトツバタゴ、ハイビスカス、オオデマリ、ノムラモミジ、イロハモミジ、ロウバイ実、イチゴノキ実、ネモフィラ、カリフォルニアポピー、ヒトリシズカ、カッコウセンノウ、オオアマナ、エビネ、イカリソウ、シラーカンパニュラータ、ツバキ、シナサワグルミ、キショウブ、などの写真を撮りました。

虫は、ツマグロヒョウモン、ジャコウアゲハ、アオスジアゲハ、チュウレンジハバチ幼虫、の写真です。

本は、堺北図書館次の1冊を借りました。

①ジョージ・オーウェル『動物農場(1945年)』開高健訳/ちくま文庫2013

 

 仮想研539 ジャコウアゲハの写真を撮る 服部緑地都市緑化植物園で、ジャコウアゲハの写真を撮ることができました。ネットで情報を調べてみました。

 「ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)は、チョウ目アゲハチョウ科のチョウの一種で、学名は Byasa alcinous または Atrophaneura alcinous です。雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来し、この匂いはメスを引き寄せる役割があります。ジャコウアゲハは、本州、四国、九州、南西諸島に分布し、海外では朝鮮半島、中国東部、台湾など東アジアにも生息しています。体長は42~60mmで、腹部は鮮やかな赤色をしています。羽根はまっ黒ではなく、行灯からほんのりと光がもれるようで、メスの方がより透けて明るい感じがあります。幼虫はウマノスズクサ科を食草としており、鳥が苦手とする有毒性分を含んでいるため、鳥に襲われることが少ないです。成虫はツツジやアザミ類などの赤い花を好んで蜜を吸います。」

 我が家の庭にも、ウマノスズクサを植えているのですが、まだ、卵を産みに来ることは一度もありません。2年前、橿原昆虫館に行ったとき、幼虫を数匹もらって帰って、家で羽化させたことはあります。