教科書執筆のしごとについて 2024年4月11日(木)

 

 教科書執筆のしごとから卒業しました。40年近く、理科教育について真剣に考える機会を頂きました。また、自分が書いた教科書(の単元)を、日本の多くの子ども達や先生方が使って下さっている幸せも感じることができました。自分にとって、とても学び深い時間でした。出合った先生方は素晴らしい方ばかりで、東大の先生方、教育関係の大学の先生方、文科省の先生方など、絶対に直接話をする事が出来ないような方々とも、話をする事ができました。ノーベル賞を受賞された大隅先生とも出会うことができました。また、東大の石浦先生には、共著で本を書かせて頂きました。

 さらに、出版社からの紹介により、日本各地の小学校や教育委員会や理科研究会などへも、講演や指導に行かせて頂きました。恐れ多いチャンスをとてもたくさん頂きました。忙しい生活でしたが、その頂いた恩恵は、自分が担任している子ども達への教育に還元することもできました。 

 6年生を担任しているときは、修学旅行で東大訪問をさせて頂きました。子ども達は石浦研究室の見学、特別講義、東大の生協食堂で昼食と、他の小学生が経験をしたことのない素晴らしい体験をさせて頂きました。その後、東京大学へ進学した子ども達が数人いました。

 

 探路090 長居植物園 昨日は、天王寺から長居駅まで歩いたので、今日は、家から長居まで歩き、植物園に行くことにしました。今日もいい天気でした。4月になって、一気に気温が上がり植物がぐんぐん成長を始めていました。長居公園までの道路沿いでも、いろいろな野草の写真を撮ることができました。

植物は、アカバナユウゲショウ、ハルジオン、ブタナ、マンテマ、オニタビラコ、ナガミヒナゲシ、カタバミ、ハナカタバミ、ムラサキカタバミ、ムラサキサギゴケ、キジムシロ、トゲミノキツネノボタン、コバンソウ、スイバ、ワタゲツルハナグルマ、カナメモチ、サトザクラ、ソメイヨシノ、シキミ花、イチョウ雄花、イロハモミジ花、アカマツ花、クヌギ花、ウメの実、トキワガマズミ、イワヤツデ、カロライナジャスミン、ハナズオウ、ヒラドツツジ、ライラック、ボタン、ネモフィラ、シャガ、シラン、シャクナゲ、ジューンベリー、などの写真を撮りました。  

鳥は、シジュウカラ、ヒヨドリ、アオサギ、オオバン、バン、カワウ、などの写真を撮りました。

虫は、ヒメアカタテハ、モンキチョウ、セグロアシナガバチ、の写真です。

 

 仮想研524 ヒメアカタテハについて ヒメアカタテハを、最近よく見かけるので、ネットで情報を調べてみました。「ヒメアカタテハ(学名:Vanessa cardui)は、鱗翅目タテハチョウ科に分類されるチョウの一種です。日本全土のほか、ほとんど全世界の暖地に分布しています。ヒメアカタテハは、アカタテハに似たタテハチョウで、黒褐色地に赤や赤だいだい色の斑紋があります。成虫の前翅長は3cm前後で、アカタテハによく似ていますが、後翅の表側は褐色ではなく橙色で、黒い斑点が3列に点線状に並んでいるので区別できます。幼虫はヨモギやゴボウなどの葉を食べ、秋に大発生してゴボウ畑などに被害をもたらすことがあります。暖地では特定の越冬態がないですが、東京以北の寒地では越冬できず、成虫が毎年暖地から飛来します。ヨーロッパでは北アフリカから地中海を渡って飛来してくるので有名です。」と、いうことでした。他にも、キタテハ、ルリタテハも、最近、あちこちで見かけるようになりました。