孫と「たんけんシート」を持って植物観察 2024年4月9日(火)

 

 今日は、悠遊探路が100号です。なんとなく嬉しいです。今日は、孫が昼前に、学校からこちらの家に帰ってきます。夕方、ピアノのレッスンに行きます。

 孫は3年生になり、今年から理科の学習が始まります。理科は、じいちゃんの名前が載っている教科書を使うことになります。もう40年近く執筆に関わってきていて、ほぼ全単元執筆担当をしたと思います。娘が小学生の頃は、ちょうど他社の理科教科書を使うことになっていたので、今回、初めて関わっている教科書を孫が使うことになり、よかったです。

 

 探路088 しらとり公園 今日は、夜半から朝方にかけて強い雨が降りました。北からの強い風も吹いていて、キッチンの出窓の所で、少し雨漏りしました。いやだなあと思います。

 今日、孫は始業式の翌日なので、まだ給食がありません。昼前に我が家へ帰ってきて宿題をして、昼食の後、孫も一緒に車で道の駅しらとりへ野菜を買いに行きました。買い物の後、しらとり公園を一周、フィールドワークをしました。3年生の孫の理科の教科書についている「植物こん虫たんけんシート」を持って、春の植物、こん虫を探してみました。

 雨上がりなので、しらとり公園は空いていたのですが、虫たちの姿を見つけることは出来ませんでした。ソメイヨシノは、今朝の強風で、かなり花を散らしていました。遊歩道は、ピンクの絨毯を敷いたようでした。

植物は、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラ、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウ、ツクシ、コナラ、スズメノヤリ、ツツジ、などの写真を撮りました。しらとり公園では、たんけんシートに掲載されているヒメジョオンやハルジオンを見つけることができませんでした。

 

 仮想研522 理科教科書(3年)の「たんけんシート」 3年の孫と一緒に、教科書に添付されている「植物・こん虫たんけんシート」を持って、しらとり公園を歩いてみました。

 「植物たんけんシート」に掲載している植物は、タンポポ、ナズナ、カタバミ、シロツメクサ、ハルジオン、ヒメジョオン、ハコベ、エノコログサ、オオイヌノフグリ、カラスノエンドウ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、の12種です。

 観察する場所によって、「植物たんけんシート」に掲載されている植物が一気に見られるわけではありませんが、春の田んぼ周辺、郊外の公園、川沿いの堤防などで見られる主な植物が掲載されています。最近、温暖化が進んでいて、3年の理科学習が始まってすぐに植物観察をしないと、見られなくなる春の植物も多くあります。理科専科をしている頃は、3年の最初の理科学習の日(四月の第二週)に、野外観察に出かけていたことを思い出しました。四月の第三週目では、手遅れになります。

 野外観察の時、名前が分からない植物に多く出合います。最近は、グーグル画像検索を通して、名前を調べることができるようになりました。野外観察では、子ども達と話し合いをしながら植物採集をします。その後教室に戻り、教室ではスケッチ記録と、文章記録をすることから、3年理科学習を始めていました。活動的に行動し、ものをじっくりよく見て、記録すること、が理科学習のスタートです。

 先生は、春の野草20種ほど、出来れば50種ほどを、知っておくとよいのだろうと思います。