久米田池で多くのマガモを見た 2024年3月21日(木)
昨日の天気とは違って、今日は朝から晴天です。朝の気温は3度と低いのですが、昼真は10度以上に上がるようです。日射しがあって風がないと、10度でも暖かく感じるのですが、今日はどうなるでしょう。少し遠くまで歩きに出かけようと思います。
探路072 久米田池にカモ達を見に行く 今日は、予想以上に寒い日でした。最高気温は8.8度でした。北風が吹き、真冬の寒さでした。2月27日に一度、久米田池でカモを見ているので、今回は2回目です。とても大きな池なのに、遊歩道が周囲全体に整備されています。
11時過ぎに家を出て、泉北線の電車で和泉中央駅に行きました。前回は、少し遠回りをして大蔵池を見る道を歩いたのですが、大蔵池ではカモの姿を見ることができなかったので、今日は遠回りをしないで駅から真っ直ぐ進み、旧牛滝街道に入りました。ここからは、すでに歩いたコースになるので、グループマップを検索することなく久米田池まで行き着くことができました。久米田池では、前回は北側を歩いたのですが、今回は南側遊歩道を歩きました。
今日は、北風が強かったので、カモ達は久米田池の南側の岸近くに集まっていました。池の南側を歩いて良かったです。マガモがとても多くいました。こんなに多くのマガモを一カ所で見るのは初めてです。風向きを考えて、カモ達が集まっている場所を考えることができると分かりました。
◆鳥は、マガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、カルガモ、カイツブリ、オオバン、ツグミ、などの写真を撮りました。
◆植物は、オダマキ、つくし、ヒメオドリコソウ、ヤマザクラ、ナヨクサフジ、トキワマンサク、スズメノエンドウ、スイセン、クロガネモチ、カンサイタンポポ、オオイヌノフグリ、などの写真を撮りました。
◆観察地・通過地点は、和泉中央駅、旧牛滝街道、牛滝川、久米田池、春木川沿い、下松駅、です。
仮想研503 マガモについて 今日は、マガモを多く見たので、マガモについてネットで調べてみることにしました。
「マガモは、カモ類の中では飛来時期が遅い方で、11 月に入ると全国的に大きな飛来ピークを迎え、3月までは各地で越冬中や移動中の個体が多くみられる。4 月には西日本から姿を消すが、北海道、東北、中部にはまだ少数が残っている。本州以南では全地域で越冬している。また、水面採食性のカモ類の中では厳冬季の北海道である程度の数が確認されていることから、寒冷地に強い性質を持っていることがわかる。」(NPO 法人バードリサーチ2010)
「オスは「グェー グェッ グェッ」 と大きな声で鳴きます。おもに水辺の植物の葉や実を食べていますが、ヒナの時は底生動物も食べています。ユーラシア大陸北部の森林地帯に広く分布・繁殖しており、北アメリカ大陸にも広く生息しています。日本では主に冬鳥で、池沼、湖、河川、海上などに生息しています。本州の一部や北海道では繁殖するものもいます。野生の個体は、ずっと人間から命を狙われ続けてきた歴史から、逃げ足が速くなりました。日本では人の近くに寄ってくることが少ないカモの代表と言えそうです。日本人の野生の鳥との付き合い方が、反映しているものと思われます。」(サントリー日本の鳥百科)
マガモは、冬の間、あちこち池や川に分かれて、他のカモ達と一緒に生活をしているようなのですが、渡る時期になると、大きな池に集まってくるのかなと思いました。また、南からの季節風を捉えて北へと渡っていくように思われます。最近寒くて、毎日北からの季節風が吹いているのですが、次の南からの風が吹き始めると、一気に飛び立つのかもしれません。季節風と、カモ達の渡りが関係するのか、これから気にかけてみたいなと思います。