卜伴(ぼくはん)椿を見る 2024年3月18日(月)

 

 今朝は気温が下がり、寒々とした冬空です。昼真は12度まで上がり雨は降らないようなので、歩きに出ることはできそうです。今年の3月上旬は、寒い日が多いです。

 昨日、自治会総会が終わり、次の副会長の人との引き継ぎも終わったので、4年間の自治会役員のしごとから解放されました。自分が会長を担当している期間は、ちょうどコロナ感染拡大時期だったので、いろいろな行事や、運営委員会の集まりに関しても、政府からの行動自粛制限が出たりしたので、難しい運営で、気を使いました。コロナ感染拡大後は、生活の仕方、考え方がかなり変化したような気がします。以前の姿に戻らないこともあるようです。

 

 探路069 桃ヶ池公園のカモを見に行く 今日は昼前から歩きに出かけました。家から北へと歩き、桃ヶ池公園でカモを見ることにしました。気温は12度ですが、風がとても強くて寒い日となりました。関東では、強風で車が転倒するというような事故も起こっているようです。

 長居公園から難波大道沿いの道へ入り、山坂神社でお参りをして、桃ヶ池公園へと歩きました。キンクロハジロが多くいる池です。まだ、キンクロハジロ達はいましたが、向こう岸の一角に集まっていました。そろそろ飛び立つ話し合いをしているのかなと思いました。

鳥は、キンクロハジロ、マガモ、ホシハジロ、オオバン、カルガモ、などの写真を撮りました。

植物は、卜伴(ぼくはん)椿、乙女椿、ベニバスモモ、シモクレン、モクレン、コブシ、ハナモモ、ヤマモモ、オカメザクラ?、などの写真を撮りました。

観察地・通過地点は、大和川あびこ大橋、長居公園、山坂神社、桃ヶ池公園、天王寺駅、です。

 

 仮想研500 卜伴(ぼくはん)椿について 山坂神社の近くの通りで、卜伴(ぼくはん)椿を見ました。卜伴椿についてネットで調べてみました。

 「卜伴(ぼくはん)椿は、濃紅色の一重咲きの花弁に、白色の唐子咲きのツバキの品種です。花の中心が唐子と呼ばれる白色の花弁になるため、関西方面では月光(がっこう)、中部地方や関東地方では卜伴椿(ぼくはんつばき)と呼ばれています。卜伴は、江戸時代から知られる古典品種で、4月中旬に開花します。花弁は濃紅色で、長さ5センチメートル程度、花形は非常に個性的です。蕊が白い花弁状に変化し、中央に切れ込みの入った花弁が二重から三重に開きます。」

 「椿は江戸時代に流行し、様々な品種改良が行われました。数ある椿の中に「卜伴椿」があります。泉州貝塚の茶人卜伴によって植えられたと伝えられる椿の品種で、卜伴の「伴」の字はちがいますが、おそらく貝塚寺内の領主で願泉寺住職である「卜半」の名前に由来すると考えられます。「卜伴椿は、江戸時代初期にはその存在が知られ、当時の園芸書「広益地錦抄(こうえきちきんしょう)」にも紹介されており、現在何千とある品種の中でも人気のある品種といえます。濃い紅色の一重小輪で、唐子咲きというおしべの先が変形して花弁のようになり、よじれて盛り上がった特徴のある花で、唐子の部分は白色です。卜伴椿は江戸時代の終わりごろまで願泉寺境内に大木があったことが伝えられています。また、卜伴椿は別名「月光(がっこう)」とも呼ばれていますが、ちがう種類で唐子の部分が紅色の紅卜伴(べにぼくはん)(別名「日光(じっこう)」)には樹齢300年以上といわれる古木が京都の霊鑑寺(れいかんじ)にあります。」(和泉市のホームページ)と、いうことです。