大阪市内の熊野街道を歩く 2024年1月29日(月)

 

 今日は朝からとてもいい天気です。朝は3度ですが、昼間は10度以上になるようです。手帳の新たな一週間のページを見ると、木曜日から2月です。土曜が節分で、日曜は立春です。ウメの花が咲き始めていて、ジンチョウゲの蕾も見られるようになりました。いよいよ虫や植物たちが動き始める季節が始まります。寒さは、今は一番厳しい季節なのですが、太陽が出ている時間が長くなってきていて、太陽高度も上がってきています。お天気が良く、風がないと、日射しがとても暖かくなりました。今年も暖冬だと、天気予報で蓬莱さんが言っています。気の早い虫たちが動き始めるので、また、虫たちの写真を撮る機会が増えてくると思います。楽しみです。

 

 

 探路026 熊野街道を渡辺津まで歩く 久しぶりに天王寺から熊野街道を北へと歩きました。途中、一度道を間違えてしまったのですが、熊野街道に戻ることができました。ネットで調べると、「熊野街道は、大阪府大阪市中央区天満橋京町付近の摂津国渡辺津(窪津・国府津・高津・楼津ともいう、今は八軒という)を起点に、上町台地を南下し、四天王寺(大阪市天王寺区)、住吉大社(大阪市住吉区)を経て、和泉国に入ります。熊野街道には数多くの王子社がありましたが、現在はほとんどが姿を消しています。姿を消した王子跡には石碑が立ちその存在を知ることができます。小さな社に祀られている王子社もありますが、いずれも後に建てられたもので、当時のまま残っているのは阿倍野王子(阿倍王子神社)だけです」と、解説があります。今日は、四天王寺~渡辺津の間を歩きました。

植物は、シレネピンクパンサー、オオキバナカタバミ、オニタビラコ、ウメ、コエビソウ、などの写真を撮りました。

観察地・通過地点は、天王寺駅、四天王寺、高津の宮、榎木大明神、天満橋駅、です。

 

 仮想研451 季節に合わせて72候を書く 今年は、24節気に合わせて72候も筆文字で書くことにしました。これまで意識していなかった、季節を表す言葉に、今年は出合うことができます。

小寒 芹乃栄 水泉動 雉始雊

大寒 款冬華 水沢腹堅 鶏始乳

立春 東風解凍 黄鶯見睆 魚氷上

雨水 土脈潤起 霞始靆 草木萌動

啓蟄 蟄虫啓戸 桃始笑 菜虫化蝶

春分 雀始巣 桜始開 雷乃発声

清明 玄鳥至 鴻雁北 虹始見

穀雨 葭始生 霜止出苗 牡丹華

 小寒の芹乃栄から書き始めて、今は立春の魚氷上まで書いています。そろそろ次の雨水、啓蟄の6つの72候を書いていこうと思います。一度、筆文字で書いて、写真を撮って、仮想研に掲載していくと、見慣れた言葉になっていきます。