こぎつね幼稚園の公開研究会に参加 2023年11月17日(金)

 

 今日は、こぎつね幼稚園の公開研究会です。5時に起きて、朝からブログアップをしました。昨日の山河遊歩は書き上げる時間がないので、帰ってから書くことにします。6時45分に家を出発しました。今日は雨が降っているので、幼稚園のこぎつね達は、外遊びができません。室内で遊ぶところを参観者のみなさんが見ることになるのでしょう。いつもの7時1分の地下鉄に乗って、難波を7時35分発の準急に乗って学園前まで行きます。

 

 仮想研378 こぎつね幼稚園の公開研究会  今日はこぎつね幼稚園の公開研究会に参加しました。昨年度から評議員をしているので、評議員としての参加です。幼稚園の良さを、参会者に伝えることも役目と考えています。子ども達の主体的な活動を大切にした保育を進めている幼稚園です。これは、かつて私が働いていたこぎつね小学校の教育方針と同じです。こぎつね自身の、生活からの持ち込み(独自学習)、行動、活動を大切にしながら、学習活動(相互学習)を進めます。

 子ども達は、進化の激しい時代を生き抜く力を付けることが大切です。10年後、20年後の世の中で、活躍していく子ども達を育てています。基礎基本の力を付けることも大切ですが、時代を捉えて、今何をしなければいけないのかということを感じて、取り組みをさせることが大切です。時代の変化、今の環境を捉えるセンサーを子ども達は持っています。生きる目的や学ぶ意識は、子どもの中にあります。年を取った先生は、子ども達の安全を見守ることは大切ですが、「同時代人の子ども達同士が少し競い合いながら、楽しみながら、今の時代や環境の状況を捉えて、あそびという活動を創り上げていくこと」が大切なのだろうと思います。

 10年単位で世の中の変化を振り返ってみると、本当にすごい進歩をしています。自分の人生だけでも、0~10才台の頃にテレビ、冷蔵庫、車の普及、20才台はクーラー、30才台はワープロ、40才台はパソコンとネット環境、50才台は携帯電話、60才台はスマートフォンと、仕事や生活の仕方が大きく変ってきました。昨年からは、AIが文章を作ったり、調べて報告してくれたりするようになり、これからもさらに世の中が大きく変化していきます。お金も現金払いから、カード支払い、スマホ支払いが出来るようになりました。本や地図は、紙からデジタルになって、とても便利です。教科書もデジタル教科書を使うようになってきました。

 今、目の前の園児は20年後、活躍を始めます。どのような世界で生きていくのかちょっと想像ができません。そこで、今、教育者としてしなければいけないことは、次の事なのだろうなあと思います。

 ①子どもの興味、感心、取り組みを、見守り育てる。

 ②幼稚園にいる時間、幸せな気持ちになるように、活動環境を創る。

 ③また明日も来て、ここで活動したいと思うように、支援をする。

 ④その子の能力、すごさ、興味を持った行動などを褒めて育てる。

 ⑤回りの子ども達との活動の関係性を考えさせる時間をとる。

 ⑥自分の活動や感情を、言葉として表現させる。

 など、が大切なのではないかと思いました。押しつけた保育教育ではなく、子どもの興味関心からスタートした学びの創造、構成を進めていくと良いのでしょう。結局、教育は、「見守り、祈る」ことなのだろうと思うようになりました。

 今日は、若い先生方と話し合いができて、幸せな時間を持つことができました。これからの時代を創る人達です。頑張ってもらいたいなと思いました。

 

 遊歩684 大阪市立中央図書館へ電車でいく 今日は、幼稚園の公開研究会からの帰る途中、西長堀駅の図書館へ寄りました。昼間上がっていた雨が、また夕方になって降り始めていました。

今日は次の本を借りました。

 ①百瀬淳子『アビ鳥を知っていますか 人と鳥の文化動物学』福村出版2011

 ②辰巳渚『新装・増補版「捨てる!」技術』宝島社新書2005

②の本は、近藤麻理恵さんが、この本を読んで、整理をすることに目覚めたという本だそうです。これまで読んでいませんでした。