少しの晴れ間のフィールドワーク 2023年11月12日(日)

 

 今日は日曜日です。毎日、日曜日生活なので、ほぼ同じようなリズムで生活をしています。朝5時から、4日前の山河遊歩を「きつねTのこぎつねだより」にブログアップをして、二日前のフィールドワークで撮影した生き物の写真を「こぎつねさんぽに出かけよう」にブログアップして、昨日の山河遊歩を書きます。続けて英語学習も、朝から取り組むことにしました。以上4つのことを、5時から9時ぐらいまでの活動としています。朝から一気に進めると、毎日のフィールドワークがきちんと記録できるので、気持ちいいです。

 今日は、朝から雨が降っていて、昼間一度雨が上がり、午後からまた雨が降るようです。そこで、その雨が上がっている間に、歩きに出かけるようにしました。遊歩679 芦ヶ池~御廟山古墳~いたすけ古墳~上野芝駅 を歩いて、カモ達の様子を見ました。

鳥は、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カルガモ、オオバン、カイツブリ、アオサギ、の写真を撮りました。

植物は、フジバカマ、ギンモクセイ、イソギク、アメリカデイゴ、ネリネ、デュランタ、ダリア、の写真を撮りました。

虫は、シロオビノメイガ、ケヒラタアブ、クスアオシャク、ウリキンウワバ、ヨモギハムシ、ダンダラテントウ、の写真を撮りました。

 芦ヶ池には、多くのヒドリガモがやってきていました。ハシビロガモも少し混じっています。御廟山古墳には、カルガモとオオバンがやってきていました。カイツブリやアオサギは、年中ここに住んでいるようです。いたすけ古墳には、カルガモがたくさん見られました。次回は、履中天皇陵古墳のお堀を見に行こうと思います。履中天皇陵古墳はとても広いので、カモ達の姿の写真を撮るのが難しいです。

 

 仮想研373 丸山宗利『昆虫学者、奇跡の図鑑を作る』幻冬舎新書2022を読みました。『学研の図鑑LIVE昆虫 新版』を、多くの人と協力して1年間で作り上げた苦労の話が書かれていました。2800種の昆虫を、生きたまま写真に撮って掲載しているようです。『学研の図鑑LIVE昆虫 新版』2022は、家にあるので、それを見ながら本を読み進めました。苦労をして写真を撮ったエピソードが、掲載された昆虫たちそれぞれにあるということがよく分かりました。生きている時の色や形が大切だということで、生かしたまま、白バックの上で写真を撮っています。すぐに死んでしまう昆虫は、野外の車の中で写真を撮っていました。動き回る昆虫は、酢酸エチルで少し眠らせたり、ドライアイスで体温を下げたりして、撮影しているということでした。しばらく元気に生き続ける甲虫などの昆虫は、フイルムケースのような容器(穴を開けたもの)に不織布と一緒に入れて、少し砂糖水で湿らせておくと、郵送できるようでした。遠く北海道へ採集旅行に出かけている人達から、丸山さんの所へ、日々郵送されてきて、それを丸山さんが撮影をするというようなこともされていました。一年間でこの図鑑に掲載している昆虫の写真を全部撮るというのは、並大抵のことではできません。日本各地の昆虫採集を得意とする人、その昆虫に詳しい人、昆虫写真を得意とする人、各地の昆虫館の方々とつながり、総勢50名の方々と一緒に、日本の主な昆虫を網羅するような新しい図鑑を作り上げられました。また、ガは幼虫から育てて羽化したきれいな個体を撮影するということもされたようです。丸山さんのすごさは元より、各地に、糞虫やカゲロウ、シミ、ガ、カミキリ、などを専門に集めておられる方々がおられることに、興味を持ちました。コロナ感染拡大時期のステイホーム状況は、意外と集中できたということでした。ネットで会議、打ち合わせを常にしながら、作業が進められていました。新しい働き方、編集の仕方です。教科書の編集も、コロナ感染拡大時期は、全てリモート会議で進められました。