ブランコヤドリバエを見る 2023年10月31日(火)
今日は、母の病院の日です。朝からブログアップをしてから、8時過ぎに、車で病院まで送って行きました。終わるとメールが入るので、迎えに行きます。今日は血液検査もあるので、時間がかかるようです。
昨日の葛城山で撮影した写真の整理が、夕べ出来ていなかったので、朝から整理をして、生き物の名前調べをしました。身近な公園や道沿いで見かけないものも多いので、名前調べには時間がかかりましたが、その分、観察は広がります。
昼前、道の駅しらとりへ野菜を買いに行きました。その後、しらとり公園を一周するのですが、今日は、遠足で来た子ども達が多く遊んでいました。しらとり公園で、遠足の子ども達と出合うのは初めてです。ゆっくり、虫の写真を撮ることが出来ませんでしたが、懐かしい風景でした。遊歩668 しらとり公園 です。
◆虫は、スギドクガ、モモスズメ、ブランコヤドリバエ、ナミテントウの蛹、オオカマキリ、コバネイナゴ、ツヤアオカメムシ、アゲハ、ジョロウグモ、などの写真を撮りました。
◆植物は、セイヨウタンポポ、オオバコ、などの写真を撮りました。
今日は、公園のプランターに植えるビオラを12株買いました。明日、公園に植えようと思います。しらとりは、60円で苗が買えるので、いつもここで買います。
仮想研361 ブランコヤドリバエについて 今日は、ススメガの幼虫のすぐ横にハエがいたので、寄生バエだと思いました。調べてみると、ブランコヤドリバエのようです。ネットでこのブランコヤドリバエについて調べてみました。
ネット上に、アゲハの幼虫に寄生する虫についての質問と、自然史博物館学芸員の方のお答えがありました。「『アゲハ幼虫に寄生する虫について』(応答:大阪自然史博物館の松本学芸員):おそらくヤドリバエという寄生性のハエの幼虫だと思います。これだけでは、種まではわかりませんが、アゲハチョウに寄生した記録のあるヤドリバエには、ブランコヤドリバエExorista japonica (Townsend) があります。ヤドリバエであれば、しばらくすると体が固くなって囲蛹と呼ばれる、小豆のような蛹になるはずです。寄生を受けた幼虫や蛹は内部を食べられていますので、羽化して成虫になることはまずないでしょう。寄生バエの寄生は、幼虫が比較的小さい頃に始まるので、蛹になってから取り除いたりすることはできません。」、
「ヤドリバエは、世界に約8,500種、日本に約500種が記録されています。研究が進めば大幅に増えることが推測されます。ヤドリバエは、幼虫が他の昆虫類の内部寄生者として成長する捕食寄生者です。地域生物群集の調節に大きな役割をはたしていると考えられています。また、農林業害虫の天敵として、寄生蜂と並び非常に重要と考えられてきました。例えば、ブランコヤドリバエは、日本全土に分布し、4~10月に出現します。幼虫はチョウやガの幼虫に寄生し、成虫は餌は動物の糞や死骸、果実です。」と、いうことです。
最近は、仮想研には、出合った生き物の中から、気になったものについて、ネットで少し詳しく調べるようにしています。「へえ、そうなんだ」と、思うようなことを知ることができます。曖昧なこと、知らないままにしていたことについて深めることができます。来年からの悠遊探歩の書式にしていこうかなと思っています。