花を育てることから環境を整える 2023年10月20日(金)
昨日は、奈良のこぎつね附属幼稚園に午前中行き、午後から奈良公園をグルッと歩いたので、少し疲れました。今日は、大阪市立中央図書館に行く日ですが、家からでなく天王寺駅から歩くことにします。朝からブログアップをして、昨日の山河遊歩を仕上げて、その後、校正しごとを4 pだけしました。残り11pです。全部が終わると113 pです。月曜日には編集部に送れるように、明日土曜日には、終えたいと思っています。
天王寺駅まで電車に乗って、天王寺駅から大阪市立中央図書館へと歩きました。午後から雨が降ると言う天気予報だったのですが、まだしばらく降りそうにないので、図書館から北へ靱公園を通り、淀屋橋まで歩きました。遊歩657 天王寺~大阪市立中央図書館~淀屋橋駅です。
◆本は次の2冊を借りました。
①斎藤孝『究極 会話の全技術』KADOKAWA2022
②斎藤孝『超AI時代の頭の強さ』KKベストセラーズ2023
◆植物は、ヤマボウシの実、ヒルザキツキミソウ、バラ、ハナカタバミ、センニチコウ、ショウジョウソウ、クワクサ、エゴノキ、イタドリ、アベリア、オリーブ、の写真を撮りました。
◆昆虫は、ドウガネサルハムシ、ダンダラテントウ、チャバネセセリ、オンブバッタ、の写真を撮りました。
今日も、動物園には、多くの小学生が入園していました。通天閣周辺、大国町周辺には、多くの外国からの観光客が来ていました。街は賑わっていました。靱公園にはバラ園があり、バラが咲いていました。手入れをされているボランティアの方々がいました。
仮想研349 花を植える かつて、全国各地の小学校へ学習指導に行っていた時、学校に一歩入ると花がきれいに植わっている学校は、子ども達も先生方も、そして教育も素敵なことが、これまでの体験から分かっています。さらに、玄関にきれいに生花が飾られ、生き物が元気よく飼育されている水槽があり、「今日は遠くよりご来校ありがとうございます。」とお迎えの言葉が書かれていて、スリッパが並べられている学校は、素晴らしい学習が期待できます。
一方、枯れた花の植木鉢が転がっていて、花が植わっていない花壇があり、学習園が乱れている学校は、今日の理科学習を見る前から、少し大変だなと感じます。さらに、理科室で学習をされる場合もあるのですが、理科準備室が乱雑な学校は、もう、どうしようもありません。理科の研究授業を参観して、その後、研究会で意見を述べます。毎回10個褒めるということを目標に学習を見るのですが、それが見つけられなくてとても困る場合があります。子ども達は頑張ろうとしているのですが、先生が話し過ぎ、指示し過ぎで、子どもの活躍が見えないのです。
先生は、環境整備、学習時間の準備に、細心の心掛けをして欲しいのです。素敵な環境があると、先生が大きな声で話さなくても、子ども達が素晴らしい学習を進めてくれるのですが、整備不全の環境の中では子どもの活躍する学習は進まないのです。花があり、整理整頓され、探究を深めるための仕掛けや道具が整っている教室環境が整うと、先生は見守るだけで子ども達は素晴らしい能力を発揮し、学習を自ら深めてくれます。
花の栽培や虫の飼育は、毎日の見守りとお世話が必要です。子どもの心は、花や虫以上に繊細です。子どもの心が健やかに、生き生きと輝く環境を作ることが、教育の基礎基本なのですが、そこが疎かになっている学校は、子ども達が可哀想です。