フィールドノートと航海日誌を大切にする 2023年8月24日(木)

 

 昨日、健康診断に行って、バリウムを使った胃の検査をしたので、まだ、お腹の調子がよくありません。今朝は、家から近くの池を一周回って帰ってくるコースを歩きました。遊歩607 管池一周 です。

植物は、イネの花、クサギ、タイヌビエ、マメグンバイナズナ、ツユクサ、オシロイバナ、の写真を撮りました。

鳥は、カルガモが、田んぼに10羽ほどいました。

虫は、ウスバキトンボ、がいました。

 イネの花が咲いていました。幼稚園で、自然担当のきつね先生をしている4年間、8月の登園日のころ(23日ごろ)いつもイネの花が咲いていたのを思い出しました。それまで、なかなかイネの花の写真を撮ることがなかったのですが、幼稚園に勤めている頃は、毎年撮影していました。

 カルガモの10羽ほどの群れから、2羽が飛び立ちました。かなり上空へと上がり、ずっと見えなくなる遠くまで飛んで行きました。一年中、池や川で、同じようなカルガモをよく見かけます。いつも、その場所周辺にいるのだなと思っていたのですが、かなりの距離を飛び回って生活をしていることが分かります。羽がある鳥たちの行動範囲は、思っているよりもかなり広いと思われます。

 

 仮想研293 フィールドノートと航海日誌 日曜日の自治会しごと、水曜日の健康診断などがあり、日記が書けていませんでした。金曜日まで遡り、6日分を一気に整理しました。何か、イベントがあると気持ちがそちらへ行ってしまって、日記が疎かになってしまっています。良くない事です。毎日書いている山河遊歩と、手帳の記録を見返しながら、10年日記の記録をしました。

 10年日記には、主に、フィールドワークの記録(遊歩)と、考えの記録(仮想研)を書いています。天気、気温、一日の歩数も記録しています。特に、遊歩の記録では、行き先と、その日見られた生き物(植物、虫、鳥)の名前を、書くようにしています。スペースが少ないので、全部書き切れない時もあるのですが、極力書くようにしています。毎年、その日にどんな生き物が見られたのか、どこを歩いていたのかというのが、分かります。船で言うところの、航海日誌です。少し前に、「ドリトル先生航海記」を読んでいて、動物学者のドリトル先生は、フィールドノートと航海日誌を、命の次に大切にしていると書いていました。自分も次第に、ドリトル先生の気持ちが分かるようになってきました。遊歩(フィールドワーク)の記録と、仮想研の記録は、とても大切です。

 また、遊歩と仮想研の記録は、この山河遊歩に書いて、「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログに掲載しています。ブログは、いろいろな言葉で検索ができるので、検索ができます。自分の脳以上の働きをしてくれます。10年日記は、10年間、同じ日の下へと記録を書いていきます。これは、昨年、一昨年と、同じ頃、どこを歩いていたか、どんな生き物の記録をしていたかを、見比べながら生活ができます。ブログの検索とは違って、「同じ時期の比較」ができます。「昨年は元気にここを歩いていたなあ、本もいろいろ読んでいたな」と思ったり、「この頃に、この虫や花が見られたな」ということに気づいたりできます。

 10年日記は、航海日誌のようなつもりで、書き続けていきたいと思っています。自分の航海の記録です。