人の生死を決める権力を持つこと 2023年8月6日(日)
今日も、朝は晴れています。昼間は35度を越えるような猛暑になるので、朝5時から歩きに出ることにしました。朝5時から歩く事に決めてから10日目です。よく続いています。脚力も戻ってきているので、昨日は、「週に1度は山歩きをするという計画を持つ」と、思いつきました。かつて、こぎつね小学校退職後、京都こぎつね大学、奈良こぎつね大学、大阪こぎつね女子大学など4大学に非常勤講師で講義に出かけている時は、講義の前後の時間を有効に使って、京都、奈良、大阪(東大阪)などの川沿い、街道沿いを、縦横によく歩いていました。また、月一度の教育研究会を三宮でしているころは、研究会が始まる前の1時間ほどは、海岸周辺をよく歩いていました。しかし、コロナ感染拡大が始まってから、行動範囲がとても狭くなってしまっています。これではいけません。積極的に行動範囲を広げるようにしなければ、このまま全てがしぼんでしまいそうです。
遊歩591 家~長居駅 を歩きました。今日もトレーニング歩きを目的として、長居駅まで歩きました。歩き慣れた道は、先の様子がよく分かっているので、見通しを持って歩く事ができます。日の出の頃でも29度もあるのですが、今日は少し風があり、ビルの日陰を歩くと、爽やかでした。午後からは、37度にもなりました。
◆植物は、ノブドウ、イヌビワ、サルスベリ、ヤナギハナガサ、ランタナ、などの写真を撮りました。
◆こぎつね研究室では、今日もツマグロヒョウモンが羽化しました。アオスジアゲハの幼虫が、かなり大きく育ってきました。
今日は日曜日なので、長居駅から家へと戻る地下鉄は、とても空いていました。帰ってから、メダカの水替えをしました。二つの水槽を準備していて、左の水槽のメダカたちを、右のきれいな水の水槽に、水草と共に引っ越しをします。1週間過ごした水槽をきれいに洗って、またすぐに水を入れておきます。
もう一つ、小さな水槽があり、そこでは、子メダカが育っています。大人のメダカの水替えの時、子メダカ水槽の水草を入れ替えると、卵がついているので、どんどん子メダカの数が増えています。こちらは、水替えをすると子メダカが流れてしまうので、水草替えだけをしています。
仮想研277 『さいはての島へ ゲド戦記3』 午後から、ゲド戦記3を読み終えました。ゲド戦記1~3は、壮大な物語でした。読み切るのにはかなり気力が必要ですが、このゲド戦記3は、読み始めるとやめられなくなるほど、どんどん話が展開していき、最後はどのようになるのか、わくわくしてきました。生と死の世界を自由に行き来することができる魔法使いが開いてしまった、現実の世界と黄泉の国との穴を、ゲドが塞ぐことにより、世の中のバランス(一人ひとりが幸せに生きる世界)が取り戻されていくという話でした。
ゲド戦記は、実際の世界の危機を表現しているのかもしれません。長く政治の世界に留まることができるように規約を変える(世の中の仕組みに穴を開ける)ことによって君臨し続ける(不死の)独裁者によって、世の中のいろいろなバランスが壊れてしまっているということです。絶大なる権力を持って、人の生と死を自由に操る力を、人間が持ってしまってはいけません。