影との戦い ゲド戦記1』を読み終える 2023年7月23日(日)
今日は日曜日。梅雨も明けていて、朝からエアコンが必要です。今日も、夏の暑い一日になりそうです。7月23日は、24節季の「大暑」です。梅雨が明け、今日から暑い日が始まるということなのでしょう。これから、3~4週間ほどは、特に暑い日が続きます。
朝、いつものようにブログアップをしてから、山河遊歩を書き、公園の花の世話をしました。その後、ペン字の練習をしました。今日は何となく調子がよく、いい感じに作品を書き進めることができました。調子が良い日と、全く上手く書けない日があります。しかし、実際に良い作品が書けているかどうかは、分かりません。作品を見る目が、厳しく見ることができる日と、漫然といい感じだなと見ている日があることが、大きく影響しています。ペン字や、筆ペン文字を書くようになってから、街歩きで、お寺や教会の前に貼っている手書きの筆文字を見ると、自分より上手、これは、自分の方が少し上手く書けるかなというのが、分かるようになってきました。良い作品を常に見て、見る目を鍛えていく必要があるなと思っています。各地の文芸館で明治・大正期の作家の手紙を見ることがあります。とても上手です。また、空海展や最澄展などでも、筆文字の手紙を見ました。特に空海は、本当に惚れ惚れする文字です。明治期の作家のように、また、中世の筆文字の手紙を目標に、練習を続けたいと思っています。
仮想研263 『影との戦い ゲド戦記1』 を読み終えました。今日は午後から、ゲド戦記1を、部屋でずっと読んでいました。内容は、アニメで表現されると良いような、ファンタジー冒険物語です。文字で物語として書かれているのが逆にすごいなと思いました。岩波少年文庫では、ゲド戦記はまだ続きが5冊あります。ゲド戦記1は、堺北図書館で借りているのですが、次に読む、ゲド戦記2,3は、大阪市立中央図書館で予約をして、今週金曜日に借りに行くことにしました。宮崎駿さんが、2006年にアニメ化されているので、本を読み終えてから、映像も見てみたいなと思います。
「子どもの頃は、魔法使いには不可能なことなどないと思っておったろうな。わしも昔はそうだった。だが、事実はちがう。力をもち、知識が豊かに広がっていけばいくいほど、その人間のたどるべき道は狭くなり、やがて何ひとつ選べるものはなくなって、ただ、しなければならないことだけをするようになるものなのだ。」
「ことばは沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそあるものなれ。飛翔せるタカの、虚空にこそ輝ける如くに」
作者のアーシュラ・K. ル=グウィンは、アメリカの女性作家です。カリフォルニア州バークレイ生まれです。英語で出版されている本なので、本来なら英語で読めるとどれだけいいかなと思います。しかし、勉強不足で訳本でしか読むことができません。ペン字、筆文字を今頃になって練習しているのと同じく、今頃になって、少し頑張って英語で物語を読む習慣もつけたいなと思います。なぜ、高校生、大学生の頃に、英語で小説を読む習慣を付けなかったのか悔やまれるのですが、後悔ばかりしていてもしかたありません。最近、毎日が日曜生活です。10年日記もまだ2年目です。10年日記を書き終える頃には、英語で書かれた外国の物語を読んでいるようになりたいと思います。英語を話すことは、もう諦めました。読むことは、自分一人でもやり続けることができます。かつてアリゾナ、ハワイ、カナダ、オーストラリアなどに出かけた時、地質学、火山学の本を買ってきています。国立公園の自然観光ガイド冊子もいろいろ持っています。本棚の整理をしているのですが、これらは、捨てる前に、読んでから捨てようと考えています。捨てるのですから、いくら書き込みをしても大丈夫です。本の欄外に調べたことを書き込みながら、読み進めようと考えています。まずは、アメリカの小学校理科の教科書から読みます。