平城京いざない館の写真展 2023年7月15日(土)

 

 今日は、奈良の平城京いざない館でしている写真展を見に行きます。教え子の子ども達が、ツバメのパネルを一緒に置かせてもらっているということです。

 

 遊歩575 平城京跡・難波屋上庭園 です。5時に起きて、ブログアップをして、8時過ぎに家を出ました。10時に平城京いざない館に到着予定です。昨日、新大宮駅からと、西大寺駅からいざない館へと歩く距離を調べてみると、ほぼ変らないことが分かりました。これまで、いざない館へは、何度か行っているのですが、常に新大宮駅から歩いていました。今日は、望遠レンズを付けたカメラを持って、西大寺駅から、平城京跡の中を歩いていざない館へ行くことにしました。40分ほどをかけて、ゆっくりフィールドワークをしながら歩きました。帰るとき、難波で、屋上庭園の植物観察もしました。

 <平城京跡さんぽ>

植物は、ヒメジョオン、ヒメブタナ、ネジバナ、アカツメクサ、の写真を撮りました。

虫は、ベニシジミ、ツマグロヒョウモン、の写真を撮りました。

 重い望遠レンズを付けたカメラを持っていたので、チョウの写真を撮ることができました。

 <難波屋上庭園さんぽ>

植物は、グレビレア、キングプロテア、ノボタン、ディエテス・グランディフロラ、セイヨウニンジンボク、ヒヨドリバナ、アリウム、ゲットウ、ホモランサス・ポーテリ、ミソハギ、ブルーベリー、エゴノキ、の写真を撮りました。輸入された外来の植物が多く、名前は、グーグルレンズを使って調べました。便利になりました。かつては、調べる手立てが全くなかったので、写真を撮っても、整理が殆ど出来ませんでした。ネットの力は、すごいです。

 写真展は、藪さんという、野鳥の会の方がされていました。どれも、素晴らしい写真で、自分の鳥の写真などは、全く及ばない写真ばかりでした。飛び立つ一瞬の動き、餌を捕らえている瞬間など、どれだけ時間をかけておられるのだろうと、感心するばかりでした。また、平城京跡では、とても多くの鳥たちが見られることも分かりました。まだまだ、自分の知らない鳥が多くいることも分かりました。写真パネルの間に、子ども達の、鳥の研究や工作が展示されていました。その展示を作った子ども達に、今日、会うことができました。コロナ感染拡大の前に会ったきりなので、もう、4,5年ぶりです。みんな中学生、高校生になっていました。幼稚園、小学生の頃の面影とつなぐのが少し大変です。これから、これらの子ども達が、自然に関わる研究や生活をしてくれることを、楽しみにしようと思いました。

 

 仮想研255 オーストラリアからの写真 昨日、現在オーストラリアにいる、かつての教え子から、シドニーで見られる、植物や鳥の写真が送られてきました。ネット検索をしながら、鳥や植物の名前、生育環境などを調べました。今回、調べてわかったことを、知らせてあげようと思います。

植物、ゴクラクチョウカ(ストレリチア)、バンクシア、の写真

鳥、ゴシキセイガイインコ、ワライカワセミ、の写真

 

 オーストラリアは、自然豊かですね。写真を送ってもらったので、関連したことを、あちこち調べてみました。

ロリキート(ゴシキセイガイインコ 五色青海鸚哥) 英名:Rainbow Lorikeet 

 オーストラリア、インドネシア東部、パプアニューギニア、ニューカレドニア、ソロモン諸島、バヌアツ。オーストラリアでは、ゴシキセイガイインコはクイーンズランド州から南オーストラリア州、タスマニア州北西部にかけての東海岸で普通に分布する。生息地は雨林や海岸線の低木地帯、森林地帯である。

ワライカワセミ(Laughing kookaburra/ラッフィング・クッカバラ)

 オーストラリアに分布する大型のカワセミの仲間。鳴き声が人の笑い声に似ていることからその名がつけられた。カラスより少し小さい。日本のカワセミとは異なり、水辺で捕食することはほとんどない。

ゴクラクチョウカ 極楽鳥花(ストレリチア・レギナエ Strelitzia reginae  ) 

 ストレリチア属は4種が知られていますが、ストレリチア・レギナエ(Strelitzia reginae)が最もよく栽培され、ストレリチアの代名詞的存在です。花は鮮やかなオレンジ色の萼と青色の花弁からなり、温度を保てば周年開花し、切り花としても人気があります。レギナエは高さ1mほどで草丈は高くなりませんが、ほかの種類は幹が立って10mほどにも大きくなります。寒さにも比較的強く、海沿いの霜が降りないような暖地では戸外でもよく冬越しします。

 今では温室に咲く植物の定番となっている。 和名の由来は、花の姿を「極楽鳥」の鶏冠に譬えたものである。 英名はバードオブパラダイス(bird of paradise)である。属名の Strelitzia はイギリスのジョージ3世の皇后の出身家「ストレリッツ(Strelitz)」にちなむ。種小名の reginae は「女王の」という意味である。

 元興寺の極楽坊を、思い出しますね。

バンクシア(Banksia) 

 バンクシアは、ヤマモガシ科の属のひとつ。約80種が含まれる。オーストラリア原産。オーストラリアのもっとも乾燥した地域を除く全域に産する。特徴的な花序と果穂を持ち、オーストラリア産の野生の花の中では有名で人気があり、よく庭木として利用される。バンクシアは大量に蜜を生産するので、蜜を食料とする動物の重要な食物資源である。ミツスイ科やhoney possum、pygmy possum、コウモリなどである。これらの動物はバンクシアの花粉媒介に貢献している。

 日本でも、バンクシアを時々見かけます。多くの種類(80種)があるようなので、また、違った種類のバンクシアにも出合うことがあると思います。