二年半で858種の植物の記録 2023年7月3日(月)

 

 昨日の日曜日、連合自治会行事の校区一斉清掃と当自治会公園の草取り行事が終わり、また、しばらく自治会しごとから解放されます。昨年と一昨年の自治会会長時は、常に何かしら自治会しごとがあって、気が休まらなかったのですが、今年は副会長なので、自治会行事の運営に関しては気楽に過ごすことができます。 

 今日は、月曜日なので、月間予定表から、今週一週間の予定を書き込む日です。大きな用事は、道の駅しらとりへ野菜を買いに行くことと、図書館に行くことだけです。他に何も予定がないというのは、本当に嬉しいと思えるようになってきました。その日の天気や気温に合わせて自由にフィールドワークに出かける計画が立てられて、どこへでも突然、出かけることができます。今日の大阪はお天気が良いのですが、梅雨前線の雨雲が九州から四国にかけて大きく覆っています。災害が起こるような大雨になっています。

 

 仮想研244 二年半で858種の植物の記録をしている 2021年1月1日から山河遊歩を書き始めています。山河遊歩の日記は、「自然の生き物の記録をすること」を一番の目的としています。フィールドワークを進めながら、植物、昆虫、鳥、岩石、などの記録をしています。これまで2年半が経過していて、生き物の写真記録もかなり増えてきました。今日は、これまでの植物の記録を整理してみました。植物は、2794枚の写真を撮っていて、「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログに掲載しています。何度も写真を撮っている植物も多いので、新たな植物だけを選び出してみると、858種類の植物を記録していることが分かりました。まだ2年半の期間ですが、かなり増えてきたなと思います。和名のない植物も多く、長いカタカナ表記の植物はなかなか覚えられないのですが、何度も写真を撮り、その度に植物名を検索していくことで、見分けられる植物が増えてきています。40年間、小学校の先生をしながら、理科教育の研究、理科教科書の執筆をしてきたのですが、退職して今頃になって、植物、昆虫、鳥の種類が、少し見分けられるようになってきました。子ども達には、申し訳なかったなと思います。

 

 遊歩566 しらとり公園 今週から、幼稚園に行くことがなくなったので、一週間を、自分のペースで生活できるようになりました。今日、月曜日は、道の駅しらとりへ野菜を買いに行きました。そのついでに、しらとり公園を一周歩きました。

植物は、ヤマモモの実、アナベルの写真を撮りました。

鳥は、イソヒヨドリの雌、ツバメ、を見ました。

昆虫は、クビアカツヤカミキリ、キマダラカメムシ、オオスカシバの卵、アミガサハゴロモ幼虫、ホシミスジ、ブドウスズメ、等の写真を撮りました。

 オオスカシバが、クチナシの葉に卵を産みに来ていました。花の近くの若い葉をよく見ると、卵を見つけることができました。

 今年も、しらとり公園のソメイヨシノの木に、クビアカツヤカミキリの成虫がいました。公園を管理されている人は、木にビニルシートを巻き付けるというような対処をされているのですが、今日は3匹見ました。しっかり対応しないと、サクラの花が見られなくなるかもしれません。ネットでクビアカツヤカミキリの情報を調べてみました。

・「サクラやモモ、ウメ、スモモなどのバラ科樹木に寄生し、幼虫が樹の内部を食べて枯らしてしまう外来のカミキリムシです。日本では2012年に愛知県で最初の被害が確認されましたが、その後、埼玉県、徳島県、群馬県など13都府県(2023年1月現在)に侵入してサクラ並木や果樹園などに大きな被害をもたらしており、2018年1月に「特定外来生物」に指定されました。特定外来生物である本種を捕まえて、生きたまま持ち帰ることは、法律で禁止されているため、できません。飼育することや販売することなども違法です。これらの規則に対する違反には罰則が設けられています。」

・「被害の拡大防止には、伐採が最も有効な対策です。伐採した木は放置せず、焼却等を行い、成虫の拡散を防止してください。伐採できない木については、排糞孔(幼虫がフラスを出す穴)から薬剤を注入し幼虫を駆除する方法や成虫の飛散を防止するために幹にネットを巻くなどの方法があります。」