過去の物とのお別れを進める 2023年4月16日(日)

 

 今日は朝から、本年度第1回の自治会運営委員会があります。今年からは、自分が中心で開く会議ではないので、緊張する必要はないのですが、朝から少し落ち着きません。9時30分に会館に行くと、もう既に、新会長さんは来られていて、机、椅子を並べ終わっていました。昨年度と違い、少し小さめに、机を並べていました。コロナ感染拡大が収ってきているので、これもいいかなと思いました。

 10時から会議は始まりました。30分で終えるつもりだったのですが、今年のメンバーは、以前の会長が3名、以前の役員さん、元府会議員の奥さん、医者の奥さんとか、発言力のある方々が多く、意見交流の時、いろいろなお尋ねや、依頼が出されました。やはり11時までかかりました。本年度は、私は副会長で、会議では記録を書く係なので、パソコンを持ち込んで書いていきました。手で書くより早く記録が取れるからです。家に帰ってから、整理したり、書き足したりして、議事録を完成させました。

 

 午前中会議があり、午後から議事録の整理をしたので、3時過ぎに会長にメール添付で送りました。なんとなくフィールドワークに出遅れたので、今日は、部屋の片付けの続きをしました。

 

 仮想研191 書類の片付け 棚の中には、かつての教育関係のお便り、論文、子どもの記録などのファイルがたくさんあります。ファイルから取り出して、整理の続きを始めました。部屋の中は、引っ越しの状況になってきたのですが、棚から全ての物を取り出して、中身を確かめながら紙類とビニルファイルを分けていき、処分を進めています。子ども達の素晴らしい研究レポートの控えもあるのですが、その子達も既に大学生や社会人になっています。東大、京大、阪大、神戸大、早稲田、慶応、各地の医学部など、名だたる大学へ進学しています。賢い子ども達だったなと、今更ながら感心しながらも、それらの記録を処分することにしました。今後、子ども達にそれらの資料を見せることは無く、また、講演、講習に行って子ども達の素晴らしい育ちを見せながらお話をすることもなく、教育論文を書くことも、もうありません。

 これから余生10年、たぶん元気だと考えて、自分がしたいフィールドワークに集中しようと思います。かつての思い(重い)荷物は必要ありません。今から、何をしたいのか、そのためには何が必要なのかと考えながら、過去の物の片付けを進めます。もし、成長した子ども達と街で出会った時、「先生は今、何をされていますか」と、絶対に聞かれると思います。その時、今、取り組んでいるフィールドワークと自然の記録のことを話せるように、生活をしていかなければいけないと思います。このような納得の仕方を考え出して、どんどん片付けを進めることにしました。

 

 夜中に強風が吹き、雨が激しく窓に打ちつけています。玄関の前には机を置いていて、その上にやっと発芽した、ペチュニアとマリーゴールドの苗を並べたままだと思い出しました。軽い机なので、風が強いと吹き飛ばされてしまいそうです。午前1時頃、机とその上の苗を、玄関内に入れました。丁度、ドアを開けた瞬間、雷が鳴り響き、あたり一面、真っ白になったような状況になりました。直ぐ近くに落ちたようでした。びっくりして、慌てて机を玄関内に引き入れて、戸を閉めました。