久しぶりに龍田古道を歩く 2023年3月3日(金)

 

 今日はひな祭りです。我が家も、玄関におひな様を出しています。今日は朝からパソコンの動きがおかしくて、苦労しています。

 昨日の夜、2月の日記の整理をしました。10年日記に毎日歩いた歩数を記録していて、毎日のページから2月の一覧表のページに、その歩数を書き写しました。隣には昨年の2月の歩数一覧があり、昨年と今年の2月の歩数の平均を比較することにしました。2022年2月は平均7779歩、2023年2月は平均9311歩でした。昨年よりも今年の2月の方がよく歩いていました。昨年も今年も、2月は自治会の総会資料作りで苦労していたのですが、今年の方が活動的だったことが分かりました。寒い2月でしたが、寒さに負けず野外を歩いていました。来年は、どうなっているのでしょう。自治会会長しごとから解放されているはずなのですが、自由人生活はどんな生活をしているのでしょう。あまり歩きすぎて、足腰を痛めてしまわないように注意しなければいけないなと思っています。平均1万歩までにしておこうと思います。

 今日も朝から本を読むことができました。仮想研169 五木寛之『背進の思想』を読みました。二日前に、山口真由さんの本を読んで、本はじっくり読むのではなくて、早くページをめくりながら読むこと知り、その通りだなと思いました。2時間かけてじっくり読むより、30分で4回読む方がよいということです。山口真由さんは、7回読むということなので、それはまねが出来ないのですが、自分の場合は読んでからどうすることもないので、早く読むことで、より多くの本に目を通すようにする方が良いように思いました。齋藤孝さんは、「本を買って喫茶店に入り、30分で3冊、本を料理(魚をさばくように下処理)する。」と書いていました。五木寛之さんは、89歳です。読みやすい文章を書かれているので、とても大好きな作家です。五木さんの世界にぐいぐい引き込まれていき、本から目が離せなくなります。原稿は、電車の中、喫茶店、出先のホテルなど、常に移動をしながら書いておられるようです。自分も、本当に忙しいときは、こぎつね小学校の行き帰りの電車の中や喫茶店で、お便りや研究会の原稿を書いていたことを思い出します。ちなみに、この五木さんの本の題名の「背進の思想」の意味は、「ひたむきに「前進」するだけが、生きることではない。人間は記憶と過去の集積体なのだ。後ろを向きながら前へ進むことも大切」と、いうことだそうです。昔を思い出しながら、少しずつ、前に向かって進む事は大切だと思います。特に高齢者になってくると、記憶が怪しくなってくるので、自分のこれまでの経験を常にスキャンしながら、これからの生活を考えることはいいことだなと感じました。

 午後から歩きに出ました。今日は思い切って少しだけ遠出をしました。遊歩483 河内堅上駅~三郷駅の間の龍田古道を歩いてみました。天王寺駅から30分間電車に乗るだけですが、自分にとっては久しぶりの遠出となりました。

植物は、シロバナタンポポ、カンサイタンポポ、オオイヌノフグリ、フラサバソウ、リュウキンカ、オウバイ、などの写真を撮りました。

鳥は、メジロの写真です。

昆虫は、ナナホシテントウ、が活動を始めていました。

 春になると、奈良を歩こうと先日書いていて、今日は奈良の三郷まで行くことができました。まずは、大阪から近い奈良を、これから歩こうと思います。