久しぶりにゴイサギを見る 2023年1月17日(火)
今日は朝から、母が病院へ行く日です。送り迎えを朝からしました。その後、堺北図書館へ行きました。
◆今日図書館で借りた本は、次の4冊です。
①石川善樹『問い続ける力』ちくま新書2019
②石川善樹『考え続ける力』ちくま新書2020
③野地澄晴編『最先端コオロギ学』北隆館2022
④関村利朗・野地澄晴・森田利仁共編『生物の形の多様性と進化』裳華房2003
石川さんの本は、とても読みやすそうです。天王寺まで歩いて、帰りの地下鉄の中で石川善樹『問い続ける力』を読み始めました。東大医学部からハーバード大学院へと進んだ人です。明快な文章で、読みやすく書いています。『最先端コオロギ学』、『生物の形の多様性と進化』の本は、どちらも論文集でした。読むのは大変そうなので、ぱらぱら見る程度になると思います。
今日は、長居から天王寺へと歩きました。遊歩453 家~図書館、長居~天王寺駅 です。長居公園を通過して、桃ヶ池でカモを見て、天王寺へと歩きました。久しぶりに、ゴイサギを見ました。
◆鳥は、桃ヶ池で、ゴイサギ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、マガモ、カルガモ、オオバンなどを見ました。
◆植物は、リナリア(ヒメキンギョソウ)、タラヨウの冬芽、シャリンバイの冬芽、ハルノノゲシ、タマサンゴ、ミモザ、ソヨゴ、ジンチョウゲ、ツルニチニチソウ、などの写真を撮りました。
ゴイサギについて調べてみました。
①「ゴイサギは、昼間は林の中でじっとしていて、夕方から川や池へ出かけていって魚を捕る夜行性のサギです。シラサギの仲間の、あの白さにくらべると、ずんぐりした体、黒い頭、灰色の翼と尾、あまりカッコよくありません。「クワッ クワァッ」と一声ずつ鳴き、夜空から聞こえてくることが普通です。この声から「夜烏」の異名をもちますが、ラテン語で表記する学名はNycticoraxのcoraxは烏、nyctiはnightの意味ですからやはり「夜烏」なのです。このサギがなぜゴイ(五位)サギになったかの由来は、ときの天皇、醍醐天皇が、池にいたこの鳥を見つけ、捕えるように家来に命令しました。鳥は、家来が近づいても逃げることなく、おとなしくつかまりました。天皇は、命令にさからわず神妙であると、ゴホウビに五位の位(くらい)を賜わり、それからこのサギは五位のサギ、ゴイサギになったというのです。」(サントリー)
→醍醐天皇885-930 平安時代前期-中期,第60代天皇。在位897-930。
②「本州以南の水辺に多く、本州から九州の林で、集団で繁殖する。日中は草や木のしげみで休み、夕方から活動することが多い。幼鳥や若い鳥は褐色に白いまだら模様がある。成鳥の色彩になるまでに3年ほどかかり、目の色は黄色から次第に赤くなる。飛びながらクワッと鳴く。」(日本野鳥の会)
三日間、フィールドワークに出ていないと、足がスムーズに出ません。やはり毎日、それなりに歩いておくことが大切です。遠くに出られないときでも、家の近くや、買い物など、何回かに分けてでも、7000歩ほどは歩くようにしなくてはいけないなと思いました。