今年も週一回の図書館通いをする 2023年1月5日(木)
今日は、朝から孫が来ます。午前中は、年末に取り組んでいた工作の続きをすることになると思います。午後から、図書館へ行き、そのついでに歩こうと、今日の計画を立てました。
9時30分ごろ孫が来て、10時頃から工作の続きをしました。今日は2時間ほど取り組んで、かなり完成近くになりました。孫は、自分で設計図を見ながら部品を集めて、組み立てる場所を確認しています。指先の力がどうしてもいる所が多いので、そこはしてあげています。部品の向きも組み立てる順番もしっかり確認をしているので、自分で組み立てている気分になっていると思います。待ちの態度で接しているので、孫はいい気分で進められています。午後から図書館に行きたいので、12時で終えました。あと1時間あれば、完成しそうです。次の3連休のどこかで一回来ると仕上がることを確認しました。
◆午後1時頃、家を出発して堺北図書館へ歩いて行きました。今日はネットで予約をしていないので、新刊図書が並んでいる所から2冊本を借りました。
①菊池省三『授業を変えよう』中村堂2022
②川上新一『変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑』山と渓谷社2022
本を借りた後、新金岡駅から森ノ宮駅まで地下鉄に乗って行き、大阪城の堀に来ている水鳥の観察に行きました。遊歩445 森ノ宮駅~大阪城~京橋駅 を歩きました。地下鉄に乗っている時間が長いのですが、その分、本を読むことができます。
◆鳥は、ユリカモメ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、オオバン、シジュウカラ、などの写真を撮りました。キンクロハジロは、久しぶりに見ました。
◆植物は、ボケの花が咲いていました。
◆昆虫は、こぎつね研究室で、アゲハの蛹、オオスカシバの蛹、の写真を撮りました。
今日は移動の地下鉄に乗っている時間が長かったので、図書館で借りた菊池省三さんの本を半分読み、帰ってから終わりまで読みました。仮想研121 菊池省三『授業を変えよう』 です。菊池さんは、小学校の先生を33年間されて、定年より少し早く教師を辞めて日本各地の研修会や講演に回り、子どもが生き生きと学び合う授業を創るために奔走されている方です。各地の教育アドバイザーに任命されて、定期的に学校を回られています。現職の頃から、授業の研究会を立ち上げ、マスコミにもその学級の子ども達の様子が取り上げられています。文科省の「『熟議』に基づく教育政策形成のあり方に関する懇談会」の委員もされています。一人一人の子どもに寄り添い、褒めて、その子の良さを伸ばし、議論をさせながら追究を盛り上げ、学級を学び合う集団へと高めていくという、子ども主体の学習の基本を各地の学校に普及されている先生です。突拍子もない授業論ではなく、どのように子どもに寄り添うか、褒めるか、対話を高めるかという多くのノウハウの蓄積を、若い先生達に伝えたくて活動をされておられます。パワフルな方だと、感心させられることばかりでした。自分も現職の頃、かなりあちこちで講演をしたり、授業研究会に参加したり、現地で授業をしたり、いくつかの大学で講義をしたりしてきたのですが、退職後、やり続けるパワーがありません。今は、理科教育でこれまでやりたくても出来ていなかったフィールドワークをして、植物や昆虫や鳥などの生き物をもっと深く知ることに集中しています。