次年度の手帳を買う 2022年11月17日(木)

 

 昨日は、久しぶりに朝夕の通勤時間に電車に乗り、奈良のこぎつね幼稚園の公開保育研修会に参加して、とても疲れました。一日中人と接するのは、気力、体力が必要なのだなと感じました。日々の生活に戻るのに、少し日数が必要です。コロナ感染者が、一日10万人を超えました。第7波よりも第8波はさらに大きくなるような勢いです。重症者になる人が少ないということですが、やはりかかりたくありません。注意深く生活をしたいと思います。

 今日はまず朝から、昨日の幼稚園の公開保育のふりかえりアンケートを書く作業に取りかかりました。本来なら、書いてから帰るものなのですが、帰ってパソコンで書いてからメールで送るようにしました。昨日書こうと思って始めたのですが、あまりにも疲れていたので、今朝一番のしごとにしました。2時間ほどかかりました。続いて、原稿のしごとを進めました。自分の関わっている部分の修正意見が出てきたので、その対応について考えをまとめて送りました。この作業にも、2時間ほどかかりました。

 午後2時頃から、歩きに出ることにしました。遊歩410 家~北花田紀伊國屋書店~家 を歩きました。秋が深まってきて、花も虫もあまり見かけなくなってきました。今日は、ヨモギハムシの写真を1枚撮っただけでした。今日の歩く目的は、北花田の紀伊國屋書店で、次年度の手帳を買うことです。例年使っている手帳は、書式がいいのでとても気に入っているのですが、今回は一回り小さくて、厚さの薄いものにしました。鞄に入れて持ち運ぶ時、軽くしようと思いました。選んだ手帳も、例年使っているように、一週間分が見開きで、月~日までの書く欄が、縦に時間軸のついたものです。同じような書式の手帳は数種類あるのですが、朝7時、また8時からしか書けない手帳が多く、朝5時ごろから夜23時までの時間軸がついているものを探すのに時間がかかりました。やっと見つけました。今使っている手帳と、ほぼ見開きの書式が似ていて、年間計画や、後ろのメモページなどの少ない薄手の手帳です。今の生活では、この薄手の手帳が丁度いいように思えます。次年度は、あちこち行動的に動こうと思っているので、薄くて軽くて、持ち運びに便利なものを選ぶことができました。使い始めるのは、まだ1ヶ月以上も先のことですが、来年の1~3月の自治会しごとの日程を書き込んでおくために、少し早めに買いました。

 仮想研102 齋藤孝『他人に振り回されない自信の作り方』を読みました。斎藤孝さんが大学入試に失敗して、一年間予備校生活をしていた頃から、東大に入り大学院で博士論文を書いた頃、そして、その後10年間、定職に就けなかった生活について書いています。自分に自信がなく、周りにきつく当たる性格を自己分析している本でした。現在60歳を過ぎて、精力的に本を書いて、講演や、テレビの子ども番組の制作にも関わったり、コメンテーターとして出られたりしている様子からは、考えられないような若い頃の生活です。自信が持てなかった自分から、どのように立ち直っていくかを書いています。まずは、「右手に論理的思考力、左手に生命力を併せ持とう」ということが大切だということです。自信の元、①それは確かな技術なのだそうです。他にも、②才能ある・なしは「疲れない」ことがポイント、③意識を外にむけさせる対象を持つ、④精神を支えてくれる存在を持つ、⑤積極的受動性で現実を受け入れる、⑥チャンスの波に乗れる反応する身体を持つ、⑦褒められたら否定しない、⑧不利な状況を引き受けることで花開く才能もある、⑨自分の人生の舵取りは自分でする、などなど。考えさせられる本でした。