大阪城にカモの群れがやってきた 2022年10月30日(日)

 

 今日は日曜日。昨日は、古墳のお堀にオシドリがやってきているのを知り、これから冬の間に何度か出かけて、きれいなオシドリの写真を撮りたいと思いました。昨夜、パソコンを使っている机の上で、コップのお茶をこぼしてしまい、大騒動をしました。大きな被害はなかったのでホッとしています。お陰で、机の上がきれいになりました。

 

 今日は、朝からブログアップと、昨日の山河遊歩を仕上げて、昼前から大阪城へカモを見に行きました。図書館に行く来週火曜日は雨模様と天気予報では言っているので、今日行くことにしました。遊歩(395) 森ノ宮駅~淀屋橋駅です。日曜日なので、大阪城、中之島周辺は、すごい人出でしたが、屋外なので、コロナ感染に関しては心配することはないようです。 

鳥は、キンクロハジロ、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オオバン、カワウ、ハクセキレイ、などを見ました。

 かなりの数のカモ達が渡ってきていました。10月25日に見に行った時は、まだ殆ど来ていなかったカモ達ですが、今日は、大きな群れがやってきていました。10月の25~30日の、数日の間に、大阪城のお堀にやってきていることが分かりました。毎年見かける、キンクロハジロも来ていました。数はこれからまだ増えるので、楽しみです。今年は、10月25日には、カモ達の姿が殆ど見られない状況を確認していたので、来た日を絞り込めてよかったです。中之島近くの川沿いにも、カルガモ、マガモが少し見られました。

 家から地下鉄で森ノ宮駅まで行きました。天王寺で地下鉄からJR環状線に乗り換えて行くと440円かかるのですが、心斎橋駅か、本町駅で地下鉄に乗り換えて森ノ宮駅へ行くと330円で行けることが分かったので、今日はJRに乗り換えをしないで行きました。地下鉄同士の乗り換えは、地下通路を長い距離歩くことになり大変なのですが、110円節約することは大切だなと思いました。

 

 読む本ではないのですが、盛口満さんの描いた木の実の本を見ました。仮想研(096) 盛口満『旅をしたがる草木の実の知恵』を読みました。とても絵が上手で、草木や生き物の絵を描くことで、自然の観察の大切さを伝えています。葉の形、葉脈や鋸歯の様子を正確に表現することにより、より詳しく植物の違いを捉えているのだと思います。ひっつき虫と言われている種も、大きくルーペで拡大して、表面の毛や、周囲の針状のとがりを正確に表現することで、ひっつく仕組みがよく分かります。正確に描くことができるということは、技能が高いというだけでなく、細かい所まで正確に違いが見えているということだと思います。これまでひっつき虫の種などは漫然と見ていて、服についたのをむしり取って捨てていただけでしたが、絵で表現するためには、一つひとつその特徴を捉えることが大切です。観察の基本だなと、この本の絵を見ながら考えました。細かい所を正確に描くことで、全体の特徴を表現していることも分かりました。これだけの実や種を集めるだけでも大変なのですが、忙しい日々の生活の中で精密なスケッチを、いつ、どのように、どこで、どれだけ時間を使って描いているのかとても不思議です。次々に本を書かれていて、琉球大の学長もされていて、超人の生活にただただ感嘆するばかりです。