大泉緑地でもイベントをしていた 2022年10月23日(日)
今日は、朝方5時過ぎの激しい雨音で起きてしまいました。1時間ほどで雨は上がり、朝日も見られました。日の出時刻は、6時10分です。
今日は、午後から大泉緑地へ歩いて行きました。遊歩(390) 大泉緑地、です。昨日は大仙公園に行き、大きなイベントをしていたのを見たのですが、大泉緑地でも、テントを張って、いろいろな団体が取り組みを紹介していました。食べ物のお店は、キッチンカーが並んでいました。大泉緑地ができて50年を記念して、昔の地図や写真の展示もありました。
◆鳥は、ジョウビタキ、の写真を撮りました。
三日前に大泉緑地に来たときは、ヒドリガモを見たのですが、今日は、イベントで大きな音が出ていたり、人が多かったりして、ヒドリガモの姿は見られませんでした。ジョウビタキの姿を、写真に収めることができました。「ジョウビタキは、日本では冬鳥で、積雪のない地方で越冬し、平地から低山の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息します。」(サントリー)と書かれているように、冬鳥として大泉緑地にやってきています。
◆昆虫は、ホシミスジ、ツマグロヒョウモン、チュウレンジバチ幼虫、オンブバッタ、エンマコオロギ、の写真を撮りました。
チュウレンジバチの幼虫は、バラの葉にいました。何匹も規則正しく並んでいるので、少し驚きです。気温が下がってきて、見られる昆虫が一気に減ってきています。
◆植物は、ハナセンナ(カッシア)、ギンモクセイの写真を撮りました。
1週間ほど前に長居植物園で撮影したギンモクセイは、まだ、花が開いていなかったのですが、今日、大泉緑地で見たギンモクセイは、満開でした。とても大きな木でした。ギンモクセイは、キンモクセイほど強い匂いはしません。
夕方から本を読みました。仮想研(093) 齋藤孝『座右のニーチェ 突破力が身につく本』を読み終えました。ニーチェの『ツァラトゥストラ』からの言葉を見いだし、自分の言いたいことや経験を語っていくような文章の作りになっています。何度も『ツァラトゥストラ』を読み、ニーチェの思想を生活の一部として読み込み、書かれた本です。我が家にも、『ツァラトゥストラ上・下』が、2セットもあります。なぜ2セットもあるのか思い出さないのですが、読み切った記憶はありません。齋藤孝さんは、座右の書として何度も何度も読み込んでおられるようです。齋藤孝さんの書かれたこの本は、ニーチェの紹介でもなく、また『ツァラトゥストラ』の本の紹介でもありません。ニーチェの言葉の解説を直接するのではなく、そこから感じられる自分の体験や精神を具体的に書いてくれています。このところが、齋藤孝さんの本の素晴らしさだと思います。生き方、からだの状況、人間関係など、人生のための書だと具体的にしめしてくれています。『座右のニーチェ』は、第一章 一本の矢になれ、第二章 一瞬を生きよ、第三章 肉体の声を聞け、第四章 過剰を贈れ、第五章 クリエイティブに生きろ、と5つの章立てをして、書き進められています。家の本棚にある『ツァラトゥストラ上・下』を見ると、栞が、45ページのあたりに入っていて、読み始めてすぐに挫折している本だと分かりました。今回齋藤孝さんの本を読んで、ニーチェが、エッセイ・戯曲のように書いているこの『ツァラトゥストラ』を、あちこち、気に入った項目から読んでみるのもいいかなと思いました。『ツァラトゥストラ』は、「ニーチェが「人類への最大の贈り物」「ドイツ語で書かれたもっとも深い作品」と自負した永遠の問題作である。」ということです。