齋藤孝さんはどんな生活をしているのか 2022年9月29日(木)

 

 昨日の夕方には、昨日の山河遊歩を書き上げていたので、今日はブログアップから朝のパソコン作業が始まります。山河遊歩を書くのは、やはり1時間以上はかかるので、それが前日に書き終えていると、朝からできる事が増えます。

 仮想研(085) 齋藤孝『自分の芯をつくる学び』を読み終えました。昨日の夕方から読み始めて、今朝残りを少し読んで読み終えました。齋藤孝さんの本を読むたびに思うのですが、どんな生活、どんな時間の使い方をしているのか不思議です。一日24時間をどのように使っているのでしょう。大学で講義、学生の成績の処理や指導、講義の準備、本を書く、テレビに出演や子供番組の構成、講演、インタビューを受ける、いろいろな会議に出るなどのアウトプットをしながら、毎日映画を1本見る、テレビやラジオ放送をチェック、本を読む、新聞を読む、音楽を聞くなどのインプットも確実に進められています。今回、この本を読んでいて少しヒントがありました。テレビやラジオは録画を2倍速で見たり聞いたりしているということです。それが当り前になってきているので、普通の速さで話をしているテレビ番組を見ていると、とても遅く感じるということです。インプットが2倍か、それ以上の速さで入力されて、処理されているということです。人の2倍、3倍の速さで脳が機能しているのだと思います。ということは、文章を書くのも、すごい速さで書き進められ、それが全て本という作品になっていくのでしょう。天才の人の頭の処理能力は、本当にすごいなと思います。自分も、大学で講義をしていたとき、毎回の講義に、A4で5ページほどの資料を配付するようにしていたのですが、齋藤孝さんは、毎回の講義に、本を1冊提供できるような速さで書いておられます。10日で200ページの本を書くには、構想、目次作りなどの時間も考えると一日30ページほど書き進めないとできません。例えば今回読んだ齋藤孝さんの本は、1ページ600文字です。この山河遊歩は、毎日A4で1枚ほど書いているのですが、1700文字ぐらいです。齋藤孝さんは、毎日、この山河遊歩を10枚分、書き続けているということになります。さらに、目次作りと構成がとても上手なのです。30ページの間に、小テーマが12個ありました。だいたい、この山河遊歩1枚分で1テーマ書いて、それを10枚、10テーマについて、毎日書くというスピードだと分かりました。

 

 今日も午後から歩きに出ることにしました。雲の動きを調べると、瀬戸内海沿いに雲の帯があり、それが順次、大阪にかかってくるようなお天気状況です。しばらく諦めていたのですが、曇り空のまま雨が降ってきません。あまり厚い雨雲でもないようなので、歩きに出ることにしました。出た瞬間に、雨がパラパラ降ってきました。しかし、傘はささなくても歩けるような程度だったので、北へ、地下鉄沿いに歩く事にしました。

 遊歩(372) 家~北花田本屋~家 を歩きました。強い雨が降ってきそうな状況なのですが、地面が濡れてしまわない程度の雨が、降ったりやんだりする中を、今日は、急ぎ足で北へと歩きました。植物の写真は、黄色のリコリス(ショウキラン)を撮影しました。北花田駅近くで、傘が必要になり、紀伊國屋書店でしばらく本を見て、雨があがるのを待ちました。しばらくして雨が上がったので、北花田駅から家まで再び歩いて戻りました。1万歩ほど歩きました。