日々の観察を確実に記録にしていく 2022年8月29日(月)

 

 今日は夕方お通夜に行かなければなりません。気分的にしんどい一日です。人が亡くなるということは、周りの人にとって、とても大変なことです。いろいろなバランスが崩れ、それまで築いてきたつながりも無くなります。残された者がとっても寂しい思いをします。

 

 朝から、本をまず100頁読みました。仮想研(075) 盛口満『おしえてゲッチョ先生 昆虫のハテナ』、です。盛口さんは、学校の先生をされていて、学生たちとのエピソードを交えて、いろいろな昆虫について書いていました。同じ分量の記述になっているので、この本の原稿は、お便りのような形式で書き続けてこられたのではないかと思いました。毎日の生活の中でやり続ける力がとてもある、すごい方だなと思います。文章だけでなく精密なイラストも描かれています。堺市の図書館検索をすると81冊、大阪市立中央図書館の検索では83冊あります。日々の集中した生活を、形にされています。大学教授の齋藤孝さんの出版スピードもすごいのですが、盛口満さんは、イラストも描かれていて、もちろん、先生の仕事もしていて、フィールドワークもしているので、本当にどのように日々の執筆時間を取られているのか不思議です。無駄のない生活をすると、盛口満さんのような意味ある記録が積み上がっていくのでしょうか。自分も一昨年から、虫、花、鳥の記録を続けているのですが、もう少し深く調べながら記録を残していきたいなと思いました。今はまだ、初めて見る種類が多いので、名前を調べるだけに追われている状況です。一つひとつテーマを決めて、丁寧に記録することで、自分の理解を深めていくようにしなければいけません。日々の観察を確実に記録に残していくようにしたいなと思いました。

 

 読書の後、ブログアップをして、昨日の山河遊歩を仕上げて、公園の花の世話をしました。今日は、お昼には34度まで気温が上がってきたので、午後から歩きに出る元気がありません。ペン字の練習をしたり、再び本を読んだりして、過ごしました。

 夕方になり、自治会の方のお通夜に出かける準備をしました。今回、副会長さんは用事で行けないので、私一人で行くことにしました。近くの会館だったので、自転車で行きました。現職の方のお葬儀は、家族葬と言いながら、椅子に座りきれないほど多くの方が来られていました。駐車場も一杯で、車で行かなくてよかったなと思いました。昨年は、3回お通夜に参列したのですが、そのときは、ご家族にお香典をお渡しすることができました。今回は余りに多くの方が参列されておられるので、ご家族に近づくこともできませんでした。明日、お葬式の前に、もう一度お参りをさせていただいて、そのとき、自治会からのお香典をお渡しできたらと考えました。