本棚の様子も写真撮影しておく  2022年8月6日(土)

 

 今日は、午後からリモート会議があるので、少し朝から落ち着きません。もう何度かしてきているので、接続の方法は分かっているのですが、まだ心配です。ぎりぎりになって接続できなかったらどうしようと、心配です。

 数日前、本棚から下ろした教育雑誌が、部屋の隅に高く積んだままになっています。1mほどの山が二つあります。何度も引っ越しをしてきているのですが、若い頃からずっと持ち続けてきた雑誌です。買っているときは毎月楽しみに読んでいました。授業の時、研究授業の指導案を書く時、よく調べていたのですが、ここ20年ほどは全く開いたことはありません。心の用心棒のように持っていたのですが、もう必要はないようです。

 教師の仕事を終えた頃は、どうしても本棚に本が入りきらなくて床の上にたくさん横積みをしていました。退職後整理を続けて、取り敢えず本棚に二重になるのですが本を立てました。最近ようやく、本が取り出しやすいように二重ではなくきれいに並んでいる状態になってきていました。そしてついに、さらに本を捨てる決心をしてから、本棚に空間が出来るようになってきました。本がなくなって空になった本棚の空間は、どうしようもなく不安定な、空虚な感じがします。これからは、11個ある本棚の本を、あちこち詰め替えをしながら、本棚を一つひとつ減らしていくようになるのだなと考えています。

 本棚一つ分の本を捨てるということは、棚から出して重ねて積み上げると、何mにもなります。スライド式の大きめの本棚なら10m分にもなりそうです。まずは、小さめの本棚が処分出来るところまで行き着きたいと思います。そしてあちこち本を並べ替えをしながら、廊下に置いている本棚から処分するようにします。将来、本はデジタル化されるのだろうと思います。家に本を並べていること自体、過去の古い風景となるのでしょう。今、本が並んでいる状況の写真も、残しておく価値があるのかもしれないなと思いました。

 午後からのリモート会議は、無事に繋がりました。全国各地の人と、一同に顔を合わせることが出来るのは、すごいことです。10分前に机の前に座って、机周りを片付けて、必要な書類を手元にそろえておくだけで、会議に参加することができます。服装は、Tシャツから襟のある服に着替えて、参加することにしました。2時間半の会議も、途中10分休憩があるのですが、あっという間に終わりました。リモート会議は、終わった瞬間、すぐに家の用事ができるので、とてもいいなと思います。もし東京で会議をしていると、4時に終わってから、家にたどり着くと午後8時頃になってしまいます。とても便利な時代になってきました。コロナ感染拡大で、思ってもみなかった所が進歩しました。また、これから書く原稿も、ワードで書式が編集部から送られてきて、そこに書き込んでいく事ができます。以前の原稿もPDFで参考にできるので、部分的にはそれらを活用することもできます。かつてのワープロ時代、さらに以前の手書き原稿時代から考えると、考えられないほどの時短ができる時代になってきています。今の若い人達は、上手にネットを活用しながら、家にいながら、すごい仕事が出来るようになってきています。アナログからデジタルへ、さらにネット時代へと、ここ30年ほどの変化は、考えられないようなことが起こっているということです。なんとか、時代の変化の波に大きく乗り遅れないように、生きてきました。