ペン字2年目は「奥の細道」を書く 2022年8月5日(金)

 

 朝の気温は27℃あります。夜に25℃まで下がってくれるとよいのですが、27℃では熱帯夜ということです。昼間はすぐに35℃を越えてしまい、38℃ぐらいまで上がる日もあります。昔は、こんなに暑くなかったように思うので、自分が小学生の頃(1965年)の夏(8月)の気温を、goo天気のページで調べてみました。

 1965年8月の毎日の気温→34.4  34.5  33  33.5  34.5  36.7  31.9  33.3  32.9  33.9  33.5  34.4  34.3  32.8  32.2  33  33.9  34  33.9  36.1  33.6  30.5  34.6  34.1  32.4  33.4  32  34.4  34.4  34  32.8 でした。「夏の友」というような問題集の宿題があり、そこに毎日の気温を書く欄がありました。こまめに書いていたことを覚えています。1965年は、かなり晴れの日が多い夏休みでした。家にはエアコンはなく、扇風機だけの生活でした。暑いからと、家の中ですごしていたような記憶はありません。今年、2022年8月は、35  35.5  35.8  34.2  と始まっています。スタート段階で、1℃ずつ高いような気がします。これから月末まで、長期予報ではよい天気が続きそうなので、暑い夏になる予感があります。

 

 今日は、午後から親戚の家に行きました。「奥の細道」のペン字練習をした作品を持って行き、見てもらいました。ペン字の練習を始めて1年が経ちました。昨年の8月から始めて一年間は、歌の歌詞を書いてきたのですが、最近、奥の細道を書くようにしています。まずまず好評だったので、これから1年かけて、最後まで書くことにしました。そこでまず、ネット情報から奥の細道の文章を、ワード横用紙に縦書きで、全文章き出しました。A4で、22ページ分ありました。今回、持参して見てもらった部分は、まだ2ページ目までなので、先はまだまだ長いです。今回見てもらった作品は、10回ほど書き直しをしています。10回も書くと、かなり文章を覚えてきました。また、ペンで書くと、知らなかった言葉や、書いたことのない漢字も書くことになります。「ゐ」や「ゑ」などの文字も、読むことはあっても、これまで殆ど書いたことがありませんでした。文学作品は、書き写しながら、作者の気持ちになっていくことも大切だなと、今頃になって分かってきました。特に、古典は、難しい言葉、漢字、使い慣れない言い回しがあるので、書きながら身につけていくことは、有効な学び方のように思います。

 蕪村が、芭蕉の奥の細道を書き写している作品がいくつか発見されています。コピーがない時代だったので、自分で書き写しながら、学んでいたのでしょう。私の場合は、奥の細道の理解と言うよりも、ペン字の練習として書き進めて、さらに、フィールドワークが好きなので、書き進めながら、地図でどこまで進んでいるのかを確かめることも楽しみにしたいと思います。まずは「奥の細道」を書いて、次は「笈の小文」と、紀行文を書き進めるのはいい方法だと思います。一緒に旅をしているような気持ちになれます。2年目のペン字練習の、いいテーマが見つかりました。

 今日は、新しい車になって初めて、親戚の家まで行きました。阪神高速もスムーズに走ることができました。乗り換える前の車よりも、後ろや横の視野が広くなったように感じ、運転がしやすくなりました。また、サイドミラーの端に、後ろから車が近づいてくると小さくライトが付くので、周囲の様子がよりよく分かり、安全性が高まっています。