本を一気に4冊読みました 2022年5月11日(水)
今日は、5時30分に起きました。昨日は1万歩以上歩いて、寝る前のストレッチもしっかりしたので、ぐっすり眠ることができました。今日は、午前中雨が降るようです。お昼には、道の駅しらとりへ、野菜を買いに行きます。それまでには、雨はやんでほしいなと思います。
朝から自治会の班長さんへ、連絡手紙を作りました。「蚊の防除薬剤の散布を5月15日(日)の8時30分よりします。今後の予定・・、雨の場合、・・」を、書きました。何度か事前に連絡をしているのですが、忘れてしまっている方もおられると思うので、再度確認の連絡を配布することにしました。ワードで文章は作って、お名前はペン書きをして、よろしくお願いします、と書き添えました。10軒の班長さん宅へ、配布しました。
しらとりへ野菜を買いに行きました。その後、周辺の公園を歩きました。遊歩(271) 道の駅しらとりの公園 です。
◆植物は、ブタナ、ハルジオン、ミカンの花、アラカシの雌花、ミヤコグサ、等の写真を撮りました。特に、ブタナが辺り一面に咲いていました。
◆昆虫は、ナミテントウの幼虫や蛹、マガリケムシヒキ、クロウリハムシ、アゲハの幼虫と卵、コアオハナムグリ、等の写真を撮りました。この、道の駅しらとりの公園には、ミカンの木が一本あります。そこには、アゲハやカラスアゲハやナガサキアゲハなどがやってきています。昨年は、ナガサキアゲハの幼虫を見つけて持って帰り羽化させました。今日は、少し大きめのアゲハの卵を見つけたので、もしかしたらカラスアゲハの卵ではないかなと楽しみです。
今日は、午前中雨が降っていて、雨が上がって直ぐのフィールドワークだったので、公園には人がほとんどいませんでした。ゆっくりと、昆虫や植物を見て歩く事ができました。
夕方から、本を読み始めて、夜遅くまで本を読みました。◆仮想研(047) 一気に4冊を読み進める。本を書くような人達は、超人的な生活をされていることが、どの本からも伝わってきました。
甲斐信枝『あしなが蜂と暮らした夏』は、とてもすごい観察記録でした。絵本作家ですが、半年間ほど、アシナガバチの巣がたくさんある、京都の農家の小屋へ通い詰めて、朝から夜まで観察をしていました。さらに、天井から落ちた数個の巣とその親蜂を、東京の自分の仕事部屋へ連れて帰り、そこで子育てをさせていました。親蜂がいなくなった巣の幼虫には、魚のすり身を与えて育てていました。
轡田隆史『百歳まで読書』も、とても興味のある本なので、一気に読んでしまいました。83歳の時に書かれた本のようです。長く朝日新聞の記者をし、編集委員、コラム「素粒子」の執筆などをされてこられて1996年に退職されています。その後、「ニュースステーション」などでコメンテーターをしたり、大学で教えられたりしながら執筆活動をされています。現在は、著作、講演などで活躍されているということです。100万部突破のベストセラーとしては、『「考える力」をつける本』、『それでも「老人力」』『60歳からの人生の整理学」』などがあります。読書に関して本を書く人は、常にすごい量の本を読み続けている人だと分かりました。歩きながら読む、風呂やトイレで読む、喫茶店で読む、電車の中で読む、もちろん机に向かって読むなど、一日中、いつでも読書をして人だということです。
保谷彰彦『わたしのタンポポ研究』は、日本タンポポと、セイヨウタンポポと、それらの雑種がどのように分布しているのかを研究しています。分布調査、遺伝子解析、栽培を繰り返して、研究を進めていく様子がよく分かりました。科学的な研究はとても大変な量の素材を集めて、同じような操作を繰り返して、地道にとても多くのデータを処理していくことが大切であることが分かります。
村上貴弘『アリ語で寝言を言いました』の本でも、アリの研究で海外に出かけてデータを取ったり、アメリカの大学で海外の研究者と一緒に研究したりしています。アリに、マーキングをして行動観察をするとか、また、違う巣のアリ同士を出合わせて、どのような行動をするのかを延々2000回、3000回、実体顕微鏡下で観察して記録をしていくという、並々ならぬ地道な研究の様子を紹介されていました。科学者は、本当に多くのデータを蓄積することによって、論文を書いていることが分かりました。人並み外れた「やり続ける力」を持っていないと、科学者にはなれないことがよく分かります。