100年の時代の変化を考える  2022年5月8日(日)

 

 今日は日曜日です。昨日、親戚の訃報が入って、今日がお通夜、明日がお葬式ということになりました。どちらも出席することにしました。朝から葬儀場所の確認をしたり、供花の手配をしたり、喪服の準備をしました。高齢の母も、お通夜には参列することにしたので、車で行くことにしました。

 今日は遊歩をお休みにしました。夕方、車で少し遠くまで出かけるので、フィールドワークは中止です。通ったことのない道を通るのはとても緊張します。ナビの言うとおりに行くのですが、右折左折車線の選び方が、難しいです。母宅へお通夜に行く連絡をしに行ったついでに、花壇のお世話をしました。小菊が花壇手前で大きく育ってきているので奥に植え替えをして、さらに、ビオラの周りにはナメクジ退治の薬を蒔きました。小菊が育っていた場所が広くあいたので、新たに苗を買いに行きました。買い物ついでに、自治会の公園の花壇に植えるマリーゴールドと、コスモスの種も買いました。これらの種を蒔いて苗を作り、ノースポールやキンギョソウなどが咲き終わった頃、植え替えが出来るのではないかと考えています。

 

 夕方から、阪神高速を通ってお通夜に行きました。日曜日の夕方なので、阪神高速は混んでいないので走りやすかったです。帰りもスムーズに走れました。最近、身近でなくなる人は、90歳を超えています。約1世紀、生きることになります。100年間もの時代の進歩を経験します。自分が子ども頃には、テレビがありませんでした。10年おきぐらいに新たな機器が出現して、生活を大きく変革していました。電話、ワープロ、パソコン、携帯電話、スマートフォンと、どんどん便利な機器と出会い、生活の中で使ってきました。家庭内では、冷蔵庫、洗濯機、自家用車、エアコン、電子レンジなどを使うようになり、生活を大きく変化させました。自分はかつて、氷を入れて冷やす冷蔵庫を知っています。五右衛門風呂、かまど、蚊帳なども、祖父母宅では使っていて、経験をしています。また、広島や和歌山へ行く時は、汽車に乗って行きました。トンネルを通るとき窓を閉めないと、煙が車内に入ってきて大変でした。

 今年1年生の孫も、これから100年生きていくと思うのですが、50年後、100年後、どんな生活になっているのでしょう。昔は、人が運転していた車があった、車にガソリンを入れていた、家の真ん中にテレビがあった、スマホで電話をしていた、指で打ち込むパソコンがあった、宅配や郵便は人が運んでいた、とか、昔はそんな不便で、危険な生活をしていたんだ、というようなことになるのでしょう。

 特に最近一気に変わってきているなと思うものは、レトルト食品、冷凍食品の進歩です。電子レンジを使って、料理を温めるだけで食べられるものが増えてきています。高級ホテルの料理も、一カ所で作って配送されているということです。チェーン店では当り前のことなのですが、高級ホテルも老舗料亭もこのようになってきています。コース料理で、毎日同じ料理を出そうと思うと、素材は冷凍保存、真空保存しなければ同じものが提供できないのは当り前です。冷凍食材、冷凍料理を活用しながら、料理されて出されているのでしょう。日本各地のご当地コロッケも、一カ所の料理工場で作っているようです。有名ブランドバックが、メイドイン中国と同じ状況です。各家庭でも、素材から料理をするのではなくて、温めて食べるようになってきています。宅配料理も含めて、家にいながらにして、あらゆる料理が食べられる時代になりました。仕事もリモート、食事も買い物も宅配、学習もリモートとなると、人の体は弱っていくなと思います。