写真が撮れなくても見た記録を書く  2021年12月11日(土)

 

 大和川沿い、西除川沿い、田んぼ地域を歩くと、いろいろな植物が咲いているので、ついつい写真を撮ってしまいます。特に田んぼのあぜ道には、もうすでに春の植物がほぼ全て咲いているようです。大阪は、雪が降るようなことが最近殆どないので、このまま少しずつ花を咲かせながら春を迎えるのでしょう。川沿いのフィールドワークでは、モンシロチョウ、キタキチョウ、ヒメアカタテハなどが、12月になっても、まだ飛び回っています。最近、アゲハ、キアゲハ、アオスジアゲハ、ベニシジミなどは見られなくなりました。詳しく自然を見ていくと、温暖化が進んでいる記録になるのではないかと思われます。

 そこで、たとえばチョウについて、自分のブログ記録で調べてみました。今年は、アオスジアゲハ、アゲハが飛んでいた記録は、10月29日が最後でした。モンシロチョウは、今年は3月3日に、写真記録がありました。そして昨日の12月10日はまだ飛んでいる記録を書いたので、モンシロチョウは、大阪ではどの期間飛んでいるのか分かると思います。昨年までの記録は、今年ほど詳しく書いていなかったので、「いつまで、いつから」ということを、ブログ検索で調べることはできません。今年は、昨年よりはよく歩きに出ていて、写真記録も丁寧にブログアップしているので、検索をすると生き物の生活を少しは辿ることができるようになってきています。しかし、さらにこれからは、写真が撮れていなくても、「見たという記録」を、この「きつねTのこぎつねだより」(山河遊歩)に書き残していくと、さらに詳しく生き物たちの生活に関して検索ができるようになるのではないかと考えました。歩きながら、メモ帳に記録をしていくようにしようと思います。これまでは、生き物検索は、「こぎつねさんぽに出かけよう」の写真記録のブログでしていたのですが、「きつねTのこぎつねだより」(山河遊歩)のブログでも検索ができるように、詳しく書いていこうと決めました。

 

 今日は、大泉緑地へ歩きに行きました。遊歩(192) 家〜大泉緑地大泉池〜家 を歩きました。大泉池にまず行き、カモ達を見ました。最近餌をよくもらっているのか、ヒドリガモ達は新たに人がやってくると、集まってくるようになっています。「鳥たちに餌を与えないように」と、注意書きが貼られています。

鳥は、大泉池で、ヒドリガモ、オオバン、カルガモ、カイツブリを見ました。公園内では、ヒヨドリ、ハクセキレイを多く見かけました。

植物は、大泉緑地への道筋で、黒い実がたくさんできている木を見ました。初めて見た植物だったので、家に戻ってから調べると、カクレミノという木でした。公園のイチョウやクヌギなどは葉をほとんど落としてしまっていました。また、ビオラの花壇に、キノコがたくさん顔を出していました。これも家で調べると、オオチャワンタケというキノコのようでした。スイセンの花が咲いているのを、今日初めて見ました。テレビのお天気キャスターのお姉さんが、もう咲いていると言っていたので、今日は気を付けて探してみました。

昆虫は、大泉緑地の花壇にある太陽の光が良く当たっているコンクリートの柱に、ナミテントウがたくさん歩いていました。冬眠するために集まってきているものたちが、今日の暖かさで、日向ぼっこに出てきているのだなと思いました。モンシロチョウ、アキアカネは、今日も飛んでいるのを見ました。写真が撮れなくても、見ただけの記録を残していくことにします。