小春日和孫と一緒にドングリ拾い  2021年11月21日(日)

 

今日まで、昼間は20度前後まで上がる穏やかな小春日和の日々ですが、明日、寒冷前線が通過してその後、最高気温が13度になるようです。寒くなります。歩くには問題ないのですが、チョウなどの虫達の姿が見られなくなると思います。

 

 今日は孫が朝から来るようです。昼前から、孫を連れて車で大泉緑地へ行きました。

幼稚園年長の孫は、アラカシ、クヌギ、コナラの、ドングリを拾いました。

鳥は、大泉池にヒドリガモ、オオバン、カルガモがいました。ヒドリガモは、前回見た時より数が増えていました。ハクセキレイの写真も撮りました。大きなレンズを付けた鳥マニアの人達は、今日は加呂登池の所に並んで、カワセミを狙っていました。

昆虫は、モンシロチョウ、ハリカメムシ、クロコノマチョウ、オオヒラタシデムシ、オオヒラタシデムシの幼虫、などの写真を撮りました。また、クヌギの葉に虫こぶがあり、クヌギハケツボタマフシでした。

 クロコノマチョウは、初めて記録するチョウなので、ネットで調べてみました。

「成虫は、晩秋の気温も下がった(7~8℃)薄暮時にも水を得た魚のように活発に活動する。 飛翔力は強く樹間を巧みにすり抜けたり、常緑樹を高速で飛び超えたりして、樹液や熟した柿の汁を吸いに巡回する。熟し柿を見つけるとかなり暗くなってから定時に飛来する。強い照明には落下するように逃れるので、視認や捕獲にはそれなりの技術と綿密な事前調査を要する。 日中は、樹間の地面近くで休息することが多く、保護色を過信しているようで、見つければ比較的容易に素手でも捕まえられる。 多くの成虫は里山の疎林や開けた竹林の枯れ草や落ち葉の間に生息する。 食草周辺は、枯れてしまうので、越冬は成虫が樹間や竹林の落ち葉の間でする。 このため、比較的低温でも飛翔できるが、積雪地帯での越冬は難しい。暖冬が続く近年は関東地方まで分布圏を北上させている。幼虫の食草はススキ、ジュズダマなどのイネ科単子葉植物。蛹は丸い垂蛹を形成する。越冬態は成虫である。薄暗い森林でよく見られる。光を好まないのか、食草が多分に生えていても疎林や人家周辺ではあまり見られない。」(Wikipedia)

 

 小学生の昆虫少年から、観察会でヒナカマキリを見たと、写真を送ってくれました。小さなカマキリです。幼稚園の頃から昆虫が大好きで、小学校高学年になった今も昆虫の観察を続けています。最近は、写真撮影がとても上手になり、将来もしかしたら昆虫研究者になるのではないかとも思われます。昆虫研究に進まなくても、今、している昆虫の採集、分類、飼育などが、将来、研究職以外の職業に就いても、生かされることになるのでしょう。子どもの頃に、何かに集中していた経験は、とても大切だと思います。自分も、子どもの頃から、あちこち知らない道を調べて歩いていた経験が、今も続いています。