槇尾山でアサギマダラを見る  2021年11月15日(月)

 

 今日は、朝から自治会内5か所の掲示板に、ポスターを貼りに行きました。掲示をしている時、何人かの人と出会い、少し話をしました。40分ほどかかりました。

 戻ってから、会計の方に、立て替えで払っている、公園の花の苗代、自治会が収める赤十字募金の費用を請求するお手紙を、ペン字で書きました。お手紙と、領収書を封筒に入れて、会計の方の家に持って行きました。小さな連絡は、ペン字の練習だと思い、手書きで書くように心がけています。

 さらに次は、公園のプランターの花の世話をしました。次々と、自治会の仕事をこなしている間に、昼前になってしまいました。

 

 11時30分から、槇尾山へ行くことにしました。槇尾山施福寺の駐車場に車を置いて、参道を上がり、お参りをしました。遊歩(176) 槇尾山施福寺駐車場〜施福寺〜駐車場 を歩きました。駐車場に車を置いているので、お賽銭は100円以上するようにしています。

昆虫は、アサギマダラを見ました。もう寒くなってきているので、昆虫は期待していなかったのですが、施福寺境内のサザンカの花に、アサギマダラがいました。サザンカから離れないで、あちこち花の蜜をすっているので、ゆっくり写真を撮ることができました。アサギマダラをこんなに近くでじっくり見たのは初めてなので、感動でした。他にも、そのサザンカの花には、テングチョウ、ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、スズメバチなども来ていて、写真を撮ることができました。

 アサギマダラについて調べてみました。

「平地から山地、高原まで広く見られ、都市部の公園に飛来することもある。初夏から発生するが、晩夏から秋にかけて見る機会が多くなる。あまり羽ばたかずにふわふわと優雅に飛ぶ。移動性が強く、マーキング調査では数百キロも離れた場所で発見されることもある。本州の北半分や北海道では冬越しできず、毎年、暖地で発生したものが飛来するが、個体数は少ない。幼虫の食草は、キジョラン、イケマなど、ガガイモ科の植物。幼虫も成虫も体内に食草由来のアルカロイド系毒物質をもつ。本土では幼虫で越冬するが、南西諸島では決まった越冬態はもたず、卵から成虫までのすべてのステージで越冬すると思われる。キジョラン、イケマ、トキワカモメヅル、サクラランなど、ガガイモ科の植物の葉を食べる。1年中見られるが、東京や大阪の近郊では冬場や春先に探すと比較的見つけやすい。」(昆虫エクスプローラー)

 アサギマダラの幼虫の食草であるキジョランについても調べてみました。

「キジョランは、ガガイモ科の常緑のつる性植物です。園内のいたるところにつるを伸ばしています。初秋に花が咲きますが、実が熟すまでに一年以上かかります。花はたくさん咲くのですが、実になるのはわずかです。花は径4㎜位の小さな白い色をしています。実は長さが13-15cm位のラグビーボールのような形です。最初は、緑色をしていて、探すのも大変ですが、実がなっているところでは、いくつも見つかります。晩秋から初冬にかけて、熟してくると茶色に変わってきます。中から長い白い毛を持った種子がいくつも飛び出してきて、この様子が、鬼女の髪の毛に似ているので、鬼女蘭という和名になったといわれています。アサギマダラの幼虫の食草です。葉に丸い穴が開いていれば、幼虫の食べた跡です。葉の裏に幼虫が隠れているかもしれません。」(森林総合研究所)

 槇尾山の途中の山門の所では、オレンジと黒の模様の甲虫がいました。家に帰ってから写真をよく見ると、触角の先にオレンジ色の丸い点がついているので、「触角の先のオレンジの丸い点」の特徴で調べると、ヨツボシモンシデムシということが分かりました。ネットは便利です。