植物のスケッチの準備を整える  2021年9月11日(土)

 

朝から雨が降っています。台風14号が、今フィリピンに近づいていて、次は台湾の近くを通り沖縄へと向かいます。905hPaまで気圧が下がっている、超大型の台風になっていて、災害が心配です。沖縄から北上し、朝鮮半島の手前で90度東へと向きを変える予報が出ていて、近畿にも接近する可能性があります。各国、各地に大きな被害を与えそうな台風です。

 

 今日は、13時から自治連合会の集まりがありました。緊急事態宣言が出ていて、さらに延長が決定されているのに、50人程が集まる会を開催するなんてとても非常識だなと思います。自分が会長をしている地域自治会の運営委員会は、12人程の会合ですが、緊急事態宣言中は開催を中止しています。大勢集まる会合に行くのがとてもいやなのですが、情報をもらって回覧板を書かないといけないので、息を止めるような気持ちで参加しました。少し早い目に行き、一番すみの、できるだけ人と接しない場所に座るようにしました。

 

今日は、近くの公園で採集してきた、ヒメジョオンと、ナガエコミカンソウと、エノコログサを小さな花瓶にさして、観察をすることにしました。5倍や10倍の虫眼鏡を持っているのですが、視野が狭くて見にくいので、大きめの虫眼鏡を買いに行きました。LEDライトが付いた直径10センチほどの倍率3倍の虫眼鏡を買いました。レンズの一部分は、4.5倍に見える所もあります。お年寄りが、新聞を読むときに使うような虫眼鏡ですが、3倍のライト付き虫眼鏡で見ると、目で見ていたときには気が付かなかった細かい部分まで見るようになり、観察が詳しくなる気がしました。また、ニコンの20倍の実体顕微鏡も持っていて、さらに詳しく見たい所は、この実体顕微鏡を使うこともできます。また、500倍まで拡大できる大きな顕微鏡もあります。

 雑草は、採集しても問題がないので、これからは、小さな花瓶に入れて数日間育てながら、図鑑と見比べて観察していこうと思いました。各部分の測定や、葉や花や実の観察をしたり、スケッチや詳しい写真撮影をしたりできるので、これはいい方法だと思いました。何種類も一気に並べないで、1、2種類ずつ、より詳しく見ていくようにします。いい方法に気が付きました。

 盛口さんのスケッチの方法を書いた本を見ていると、コピー用箋に書くと、昆虫など左右対称の絵を描くときにとても重宝すると読んだので、虫眼鏡と一緒にコピー用箋も買いました。コピーをした時、うすい水色の5ミリますの線はコピーされないということなので、これに絵を描くことにしました。これで、最近課題にしているスケッチを進めたいという目標も、準備が整い始めたので、進むような気がします。今日は、ナガエコミカンソウのスケッチをしました。スケッチは、野外では難しいし、また、写真からだけではよく分からない部分は描くことができないので、実物を机の上に持ち込むことができる植物から始めるようにします。これで、スケッチも進むのではないかと思いました。明日は、ヒメジョオンのスケッチをします。