虫や花の絵の描き方 2021年9月8日(水)
◆富士山山頂に、一ヶ月も早く初冠雪があったようです。今年の夏は、それほど多く猛暑の日もなく、雨が続きました。9月に入ってからも、また、秋雨前線がかかって気温が30度以下の日が続いています。東京では、20度前後の気温になっています。台風がやってきています。台湾を通り、大きく右へ回って本州にも近づくようなコースが予測されています。
今日は親戚宅で17回忌がありました。1時間、畳の上に座って、とても足腰が痛くなりました。日ごろ家では椅子にしか座らないので、慣れない姿勢で苦労しました。強い雨が降る中、車を運転して家に戻りました。強い雨の中の運転も久しぶりです。安全運転で、阪神高速はずっと左側車線を走りました。
◆午後3時頃雨が上がったので、昨日本の整理で休館していた図書館へ行きました。今日は、いつ雨がまた降りだすか分からない空模様なので、自転車で行きました。
①盛口満『生き物の描き方 自然観察の技法』東京大学出版会2012
②盛口満『昆虫の描き方 自然観察の技法Ⅱ』東京大学出版会2014
③盛口満『植物の描き方 自然観察の技法Ⅲ』東京大学出版会2015
④盛口満『ゲッチョ先生の昆虫と自然の描き方教室』ナツメ社2017
⑤勝間和代・藤巻幸夫『勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」自分ブランドで課題克服』生活人新書2009
⑥竹田悦堂監修・佐野栄輝編『かな連綿字典 針切系』雄山閣2016
①〜④は、盛口さんの植物や昆虫の描き方の本を、ネット予約をして一気に借りました。堺市立中央図書館・堺市立中図書館・堺市立美原図書館から集まってきていました。予約をすると堺市の各地の図書館から集めてくれるサービスは、本当に有難いなあと思いました。次からは、絶対このサービスを使わせてもらって、積極的に本を選んで読んでいきたいと思います。⑤の勝間さんの本は、久しぶりに読みます。少し古い本ですが、まだ、読んでいない本です。⑥の『かな連綿字典』は、大阪市立中央図書館で見つけていたのですが、重いので借りないで帰りました。今日は自転車で行っているので、重くても大丈夫です。今、筆やペンで文字の練習をしていて、連綿の基本を少し見てみようと思いました。
盛口さんの、絵の描き方の本を読みました。なかなかマネの出来そうな描き方ではありませんでした。かなり精密に観察をして、5ミリ方眼のコピー用箋に描いていました。いろいろな部分を計測して、例えばカミキリ虫の場合は、その3倍の数値に拡大して描いていきます。中心線の半分だけをまず仕上げて、あとの半分は、反転させて描くこともするようです。チョウやハチやトンボなど特に翅のある昆虫はそのようにされていました。鉛筆で下書きをして、それに彩色をして、その後丁寧にペンで輪郭をなぞり、影や模様を点で入れたりしています。観察は実体顕微鏡を使って、描く時も手元を大きなルーペで拡大しながら描いています。足や触角の節の数、毛の生え方、棘の形など、本当に精密な表現です。まず、よく見る事、拡大して見る事から始めないといけないなと思いました。